危機対処

 ワシャは北朝鮮の核に対して、かなり警戒している。必要以上に大騒ぎするつもりはないが、危機として存在していることをつねに意識はしていたい。
 先週、愛知県のある小学校が「北朝鮮のミサイル」の発射に備えて避難訓練をした。そのこと自体は、子供たちの防災意識を高めるために、重要なことだと思う。中日新聞から引く。
《子どもたちは通学班ごとに、緊急時に駆け込める「こども一一〇番の家」の事業所や民家十五カ所に歩いて向かった。》
 しかし「Jアラート」が発令されて、それが子供たちに伝達され、そこから子供たちが行動を起こしたとして、避難に10分かかったらミサイルは着弾している。それがたまたまその小学校の学区に落ちたとしたら、OUTだ。やっていることが生ぬるい。政府は具体的な危機回避の方法をケースごとに解りやすく子供たちに学習させるべきではないのか。対策を立てるべきではないのか。バカサヨクどもが「軍靴の音が聞こえる」と騒ぐだろうが、人民解放軍の軍靴の音は聞かないためにも、軍事も含めて学習する時期に来ている。子供たちの安全、幸せを最優先に考えようよ。

 いいですか。核が爆発した場合、爆発が大きければ大きいほど負傷者の中の「熱傷患者」が増える。それは広島や長崎で実証済みのことである。火傷には水が絶対に必要だ。だから、本土の人間より戦争に関してリアリティのある沖縄県では、一戸建て住宅には上水の貯水タンクが常備されている。そんなことを本土でやっていますか。
 爆発の時の降灰も怖い。直接的な爆撃を受けなくても核ミサイルが爆発した風下は高濃度の放射能を含んだ灰が降り始める。それを被ってはいけない。少なくとも放射能が自然減衰する週間は家から外に出ない。まじめに言うならば大きなシェルターをつくってそこに食料や水を備蓄して2週間立て籠もっているのがいいのだが、そんなこと金持ちじゃないとできない相談だ。しかし戦時の危機感を持っているソウルは全住民を収容できる地下空間を持っている。北朝鮮の核の脅威がある以上、標的となる可能性のある行政は地下空間を少しでも多く造っておくべきであろう。
 まだまだあるけれど、言いたいことは、子供たちに「核攻撃」とはなんぞや、「戦争」とはなんぞや、ということを「性教育」以上に学習させる必要があるということ。リアイティのない避難訓練など意味がない。なぜ屋内に逃げ込むのか、なぜ頭を守って姿勢を低くするのか、そのあたりからみっちりと教えていくほうがいいと思う。

 さすがブリジット・バルドー
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000012-jij-eurp
彼女が言うとメチャメチャ説得力がある。
「役を獲得するためにプロデューサーらを誘惑する女優はたくさん見た。それなのに自らをセクハラ被害者と位置付ける人が多い」
 そういうことは、映画界、芸能界ではありふれた話だろう。有名になりたい、一攫千金を狙いたい、そう思っている人間が、自分の才能を花開かせるために、一度や二度、意にそぐわない相手に身をゆだねる、そのくらいの根性がなければ華やかな世界での成功はおぼつかないだろう。才能や努力も必要だが、運も必要なのである。
 ジャーナリストになって華を咲かせたかったなんとか詩織とかいう人も、もちろんB・Bの言う「たくさん」の中のひとりだし、そうやってのし上がっていこうとするファイトは見上げたものだった。しかし、それが失敗こいたからといって「セクハラで〜す」と開き直るのはみっともない。その後の対処が潔いとイメージもずいぶんと違ったものになったのにね。