軽薄が際立っている

 民進党の軽薄男がまた騒いでいる。小西という民進党の議員、安保法制の委員会で委員長席にダイビングをしたバカを覚えていませんか。国会でクイズばっかり出して議論をしない「国会のクイズ王」と呼ばれている。偉そうに「この条文を知っているか」と首相を追求するくせに「声高」を「こえだか」と読む。一夜にして仲間を裏切る変わり身の速さ。
《小西議員「詐欺、あるいは権力の濫用。前原氏を即刻処分しなければいけない」 4つに分裂した民進党の未来は!?》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00010000-abemav-pol
 軽薄というのは顔に出る。元官僚で東大卒らしいが、クルクルと頭は回るが脳内にお花がパーと咲いている。

 一昨日の日記に見事な手のひら反しを見せた希望の党の柚木議員について触れた。これほど短期間に裏、表、裏と変えられるその信念のなさはある意味でみごとと言うほかない。こんな不愉快なやつもいるんだな、嫌なやつのことは、自分の周囲だけで手一杯なので、早く忘れようと読書に勤しむことにする。

 月刊『Hanada』の12月号である。加地伸行さんの「一定不易」を楽しんで、櫻井よしこさんと有本香さんの対談もおもしろく読んだ。「ロケットマン!」のグラビアも笑った。そんなふうに読み進めていて、フリージャーナリストの山口敬之氏の独占手記にたどり着いた。安倍首相に近い立ち位置を持っている人で、発言にも説得力のある人物である。
 その人が、今年の5月にキレーなオネーチャンから「性的暴行」を受けたと訴えられたのだ。山口氏、ワシャからみれば格好いい男だと思う。それは男として練られているところからそういった印象を受けるのである。
 ただ女性からはどうなのだろう。正直そうだがきょとんとした目、たれた眉、かなり後退している頭髪、人柄は良さそうだけど、色男とは言えない。ワシャの貧弱な経験からすると、この手の男性、女の扱いはあまり得手ではないと考えられる。
 そんな正直そうな人が、スラリとしたキレーなネーチャンを飲みに連れていって寝技に持ち込むとは、いやはや人は見かけによりませんな、と思ってニュースを聞いていた。 その後、そのニュースは忘れていたが、『Hanada』の独占手記で再認識をしたような次第。
 ことは、ジャーナリズムの世界に打って出たいという野心を持つ女が、TBSのワシントン支局長にすり寄ってきたことが発端で、世間ではよくある話である。支局長を呼び出し、「私をニューヨークに連れてって」と懇願するうちに、泥酔し、ゲロを吐き、ブラックアウトの中で、一発くらいはやったのかもしれない。
 どちらにしても最初の印象どおりで、この件の軍配は山口氏に挙がる。

 ここまでは前置きで、言いたかったことは、このネーチャンが捏造している「性犯罪被害」をまたもやリベラルを主張するサヨク議員が取り上げたことである。その部分を引く。
《柚木氏は》
 あはははは、やっぱり柚木氏でした。
《柚木氏は私の著書を掲げ、私を犯罪者と断定した上で質問を繰り返しました。》
 安倍首相を擁護する発言をしていた山口氏を攻撃するために、このネーチャンの主張をきっちりと吟味もせずに国会質問に取り入れてしまう。この軽薄さがサヨリべ議員には多すぎる。

 かつて偽造されたメールを根拠に国会で質問をして、そのウソがばれて議員辞職、その後に自殺してしまった議員もいた。あの時代からサヨリベ議員の質はあまり変わっていない。
 軽薄な男たちよ。とにかくしっかりとした情報に則って質問をしようよ。そして攻撃ばかりではなくて、きっちりと足元を固めよう。