議員の資質（泣）

《“18歳に飲酒”疑惑…吉川議員「辞職の意向なし」》

　まぁバカ過ぎてなにも言えないけれど、議員の適正ということから少しだけ考えてみたい。

　人の容姿をとやかく言うべきでないことは充分に承知している。しかし、18歳のネーチャンに酒を飲ませ、ホテルに連れ込むくらい自分に自信があるようなので、バカという前提を踏まえて指摘をする。

　まず顔立ちである。もっとも議員に多い顔立ちで、「議員顔」と言っていい。育ちの良さ、ある程度資産を持った両親のもとに生まれ、自由にのほほんと生きてきた甘さが表情にこびりついている。父親が県議会議員だったということで2世議員ということだが、甘ちゃん２世議員の顔はまさにこれっていう感じですわ（笑）。

　次は学歴、大東文化大学というのもパッとしませんね。もちろんワシャは政治家に学歴など必要ないと思っている。能力さえあれば中卒でいいと確信しているが、東大、慶応、早稲田などが犇めき合う国会で大東文化大ではやや肩身が狭かろう。

　それに選挙区で４連敗を喫している。もう政治家としては失格と言っていい。それでも政治家にこだわるその執念のようなものは評価してもいいかもね（笑）。

　それにしても選挙区の相手が悪かった。細野豪志氏である。上背はあるし、女性にもてる容姿だし、さらに京都大学卒で、民主党では大臣まで務めた俊英ぶりを誇っている。

　そりゃ4敗しますわなぁ。そのあたりには同情もするが、早く己を知らなければいけない。自分がどの程度の男なのか、そして自分が国政に出て国家、国民のためにどれほどの仕事ができるのか、そのことに自覚的でなければならないはずだ。

　身長が低かろうが、学歴が劣っていようが、だったらその分、自分を厳しく律して、政策通になるとか、国際情勢にはこの人ありと言われるようになるとか、日々の研鑽を怠ってはいけない。

　間違っても、国会からいそいそと18歳未満のネーチャンのいる店に行って、4万円もの小遣いを渡してニソニソしている場合か！

　国際情勢を知り、極東アジアの状況を見れば、日本国がどういう状況にあるのか、そこで選良と言われる国会議員が何をなすべきか、簡単に判るだろう。

　こういったバカを復活当選させる下品な選挙システムが、議席の欲しい与党自身がつくってしまった。静岡5区の選挙民は賢明で、バカを4回も落としたにも関わらず、下品な選挙制度がバカにパパ活をする費用を国家予算から支出しているんですぞ。

　吉川議員、どうみてもモテそうもないので、金を払わないとネーチャンに相手されなかったんでしょうね。そのあたりは同情してもいいが、結果としてこうなった以上、離党だけで済ますのではなく、さっぱりと議員から身を引くくらいの矜持をみせろよ。最後くらいは支持してくれた有権者だけにでも格好いいところを示せ。