リアリストたち

 ワシャはとても心の狭い人間なので、おそらく航空機の中で1時間も待たされる不運に見舞われたら、めちゃめちゃイライラするわなぁ。その時に、松山千春が現れて、歌を歌ってくれるという幸運に恵まれたらとても嬉しい。ラッキーな出来事の話だけで沖縄まで飛べるだろう。
《絶賛!松山千春の「神対応」 1時間遅延の機内で「大空と大地の中で」を熱唱》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00000005-jct-soci&p=1
 でもこれは松山千春だから成し得ることのできる話であって、普通の人間がマイクを握ったところで、かえって乗客をイラつかせるだけ。一流の人だからできる神対応。ワシャ的にはユーミン、桑田圭祐と乗り合わせたい。

 徴用工問題で不甲斐ない外務省の対応について櫻井よしこさんが書いている。
《事実に反する小さな妥協が致命的な「蟻の一穴」になるのである。》
 大東亜戦争で軍官僚がやった失敗をなぞっているようなものだ。

小林よしのりさんが言っている。
《わしはチベットウイグルのように、侵略されて、自由のない属国民として生きるのは嫌だ。戦争を絶対しないのなら、奴隷になる宣言をするしかない。わしは奴隷になるくらいなら、戦って死ぬ方がマシだ。》

 百田尚樹さんがこんなことを呟いている。
《すべての国の共産党の党員を増やすやり方は一つだけ。「私たちはあなたたち貧乏人の味方です。私たちを支持すれば、あなたたちを助けます」で、党員たちから金を巻き上げ、幹部たちは贅沢三昧。万が一、政権を取れば、幹部は王侯貴族になる。ソ連北朝鮮、中国、ルーマニア、みんなそう。》
 頷ける。ワシャが共産党(日本)に懐疑的なのは、委員長以下すべての議員の言うことが同じだということ。これは中国共産党朝鮮労働党を見ているようで怖ろしい。

 4人の人の最近の発言や行動をメモったけど、保守の方ばかりになってしまった。でもね、そうならざるを得ない。リベラル・左翼の皆さんはロマンチストばかりで、参考にならないこと甚だしい。少なくともこの4人はリアリストである。現実を正確に見ようと努力している。そしてこうすれば状況がよくなると考えて行動に移していく。
 民進代表選に出馬した枝野幸男氏がこう言っている。
「政治が私物化され、考えられない情報隠蔽がまかり通っている政治の状況に強い怒りを感じている」
 ロマンチックだねぇ(笑)。