昨日、帰り道で友達に会った。暇なら飲みにでも行こうかと思ったが、「今から宴会」とのことで振られてしまった。仕方がないので、テレビでも見ながら晩酌でもするか。
 NHKの「ニュース7」がやっていたので巷のニュースを聞きながらビールを飲みはじめる。三河湾の活きのいい小女子があったので、それに生姜の刻んだのをのせてつまみにする。トンチャンやきんぴらごぼうは七味をふって、いただきま〜す。独り飲みだけど、仕事で煮えた腸(はらわた)をクールダウンしなくっちゃぁね。
 午後7時15分ころだった。ニュースの画面にお婆さんが映し出された。そして「潰瘍性大腸炎」について語り始めた。「粘膜の炎症」「激しい腹痛」「下痢」「出血」などの言葉と、NHKはご丁寧にも大腸内の患部の写真を3枚も食事中のワシャに見せてくれたのだった。このニュースね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170329/k10010929501000.html
 ニュースだから流す、それはいい。それでも、流す時間帯とか少しは考えろよ。午後7時代というのは、高齢者の家庭や、比較的通勤距離の短い人、あるいは子供のいる家族などは食事を始めている時間帯ではないだろうか。一人で、二人で、家族みんなで、テレビを見ながら「一日が終わった〜」とか言いながら、想いながら、和んでいるだろう。そこに大腸の患部ですぜ。クソの悪いことに……間違えた、運の悪いことにワシャはトンチャンの歯ごたえを楽しんでいる最中だった。
 NHK、もう少し考えろよ。思想的なものも最近のNHKはあからさまに節操がなくなってきた。
放送法遵守を求める視聴者の会」
http://housouhou.com/
からも偏向報道に対する問題提起が行われた。NHKを筆頭にテレビ関係者は猛省が必要だ。