知事の評価 その2

 722日の日記に「知事の評価」と題して日記を書いた。これね。

https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2020/07/22/104831

 その直前に買った「週刊ポスト」に《47都道府県知事「感染対策」の通信簿》という記事が掲載されていて、モノのいい知事からクソ知事までが点数付けされていた。その記事について書いたんですね。

 評価をしたのは、地方自治の第一人者である佐々木信夫氏と元都知事舛添要一氏のお二人である。両氏の評価を総合的に判断すると、鈴木北海道知事、達増岩手県知事、小池東京都知事、杉本福井県知事、古田岐阜県知事、吉村大阪府知事、仁坂和歌山県知事、平井鳥取県知事、飯泉徳島県知事、浜田香川県知事、中村愛媛県知事、三反園鹿児島県知事がおおむね「優秀」だと判断された。ただしこれは、あくまで「武漢ウイルス」対策についてだけであり、かつ7月時点ということでね。

 その中で、両氏ともに評価が高かったのが、仁坂和歌山県知事であった。

「早い段階から知事が独自に判断し、当初から知事自らが記者会見に立ち、県民に適切な情報発信を行っていた」

 確かに、仁坂知事は、目立ちたいがための情報発信をしていた某都知事や、具体的なことを言わず数字だけを羅列して発表した気になっているテドロス知事には大きく水を空けていた。

 

 昨日の朝日新聞である。社会面に《公用車 どう選ぶ?》という記事があった。

 要は、知事の中でも最下位に近いモノの悪さを誇る井戸兵庫県知事が、知事公用車をトヨタのレクサスから最高級車のセンチュリーに変えた騒動を受けての記事である。

 勝谷誠彦さんをある意味で殺した阿呆知事は、センチュリー買い替えをこう弁明している。

「県土が広大で山道も走るため、馬力があって故障しない走行性能を持っているセンチュリーを選んだ」

 おいおい、兵庫県ですぜ。トヨタのレクサスで走れない道なんかないって。さらに、「レクサス3500㏄でも快適なのでは?」という質問に対し、「あの、乗ってみてください。今まで5千ccが知事車だった。その程度の排気量が知事車にふさわしいと取り扱ってきた」と答えたんだとさ。

 まぁ井戸知事なのでなにを言っているのか解らなくても仕方ない。なにせ「東大・官僚・知事」という現代のバカ殿製造コースを歩んでいるからね。それにしても、75歳になって、ついにボケが始まったか。

 コロナ禍で1000億円の減収が見込まれる兵庫県にあって、知事公用車を格上げするそのセンスがマヌケだ。

 朝日は意地悪にも、全国の知事の公用車を調べ上げ、表にして掲載している。センチュリーという最高級車を乗り回しているバカ殿は4人。千葉県の森田知事、さもありなん(笑)。石川県の谷本知事、あらららら、やっぱりというか7期もやっているやはりご高齢の知事だ。だけど知事を7期もやらせるか?石川県民は真剣に考えたほうがいい。

 うわっ!4人目は、愛知県の大村知事だった。石川県民の皆さん、責めてごめんなさい。愛知県民のほうがバカでした(恥)。それもリース料でもダントツに高い。千葉が月額19万円、兵庫が25万円に対し、愛知は32万円だ。5年リースだとしても2000万円。石川県は買い取りで1275万円ですから、愛知県が一番阿呆な県でした。

 知的レベルの高いというか、常識のある知事は使い勝手のいいミニバンタイプを好むようだ。トヨタアルファードヴェルファイアエスティマなどが主流で31都道府県で選択されている。

 三重県の鈴木知事にいたっては、トヨタエスティマで17年に一般職員用の庁用車として購入したものを、知事車が故障した際に流用して、そのまま使っているという。

 こういう感覚を持った知事が格好いいよね。鈴木知事も東大官僚知事だが、モノが違う。三重県がうらやましい。

 鈴木知事よりさらにすごいのが河村名古屋市長だ。彼の公用車はダイハツのタントなのである。月額リース代が2万6千円足らずというから大物だね~。

「あいちトリエンナーレ」でラディカルレフトの連中に公費をばらまいた知事とはお車代だけで月に30万円も違う。愛知県民はマヌケだね~。あ、ワシャもだった(泣)。

 

 知事公用車の高級車の選択と、前段の「感染対策」の低評価が、図らずも一致してしまったのは、ある意味で恐ろしい。