昨日の続きプラスα

 昨日の朝日新聞に「朝日新聞デジタル」の一面広告が載っていた。

朝日新聞デジタルは新機能「コメントプラス」を22日に本格スタートさせました。最新のニュースや話題を伝える記事に続けて、専門的な知識や豊かな知見をもつ「コメンテーター」のコメントが見られます。》

 まぁここまでは「ふ~ん」てなもんだが、コメンテーターの顔写真がページの真ん中あたりに30人ほど載っている。その中になんと津田大介が大きめの写真で鎮座しているのであ~る。肩書は「ジャーナリスト」。あれれ、「メディア・アクティビスト」じゃなかったの?どうみてもジャーナリスト的な仕事なんかしてないじゃん。嘘をついて公費をせしめたりするだけで、あとは活動家新聞に時たま載るくらいで、「メディアを使った活動家」のほうがピッタリくるのに~(笑)。

 こんないい加減な人物にコメントさせると、新聞記事そのものが信用されなくなりまっせ。あ、そもそも信用されていなかったんだ(笑)。信奉しているのは9条教の皆様ばかりなりけり(笑)。

 

 国際面もおもしろい。

《「金総書記おやつれに・・・人民が涙」放送の狙いは》

 という見出しの下に、太ったニイチャンの写真が並んで載せてある。2020年11月と2021年6月に同一人物を撮影したものだが、2021年のほうが頬の肉が落ちてスッキリとしている。「おやつれ」という感じではないな。「腫れがやや引いた」という見た目だ。この写真について朝鮮中央テレビが人民へのインタビューで「敬愛する総書記同志のおやつれになった姿を見た時、人民は胸を痛めた」と言わせている。

 大丈夫かいな?むしろ健康的にすらなっている姿を「おやつれ」って、言った人民、朝鮮中央テレビの関係者、処刑されまっせ。

 さらにその下の記事で、北朝鮮の食糧事情の解説をどこぞの研究員がやっていた。共産主義と事大主義の失敗例なのだから、食糧事情が好転することはない。

 

 その横には、《リンゴ日報前主筆逮捕》の見出しがあり、その上が《奪われた自由 香港国安法1年》という特集だ。とどめの記事が左下《中ロ首脳、友好条約延長を宣言》である。凄いページでヤンスね。21世紀の人権侵害を凝縮したようなページを、朝日にしてはよく作った。せっかくだから文在寅も載せておいてくれれば完璧なる大爆笑だった。惜しい。

 

 ちょっと長くなっているけどもう1点だけ。

 小池東京都知事が病院に入ってから何日かが過ぎている。これに対して識者たちがいろいろな声を上げた。

 先輩知事の舛添氏は強く責めている。

小池都知事に「過労くらいで1週間も」 舛添要一氏が静養に苦言...「時代遅れ」と反発も》

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f7701c6ac7fe104c964625758d440ea90d39ff7

 舛添氏の言うとおり、過労ぐらいでリーダーが戦線離脱をするのはいかがなものか。黙って栄養ドリンクを飲み、点滴を打って、マッサージしてもらって、素知らぬ顔をして戦線復帰するのが政治家だろう。

 連合艦隊東郷平八郎は過労どころではない。命の危険があってもバルチック艦隊との戦闘中、旗艦三笠の吹きさらしの艦橋の最前面に立ち続けた。これぞリーダーなのである。

 上記のニュースの中に、小池知事を批判する舛添前知事を批判する共産党員の発言がある。

「一般的に、過労は命と健康に重大な影響を与えます。しかも医師の判断も伝えられています。舛添さん、一番大事なものを見失っていませんか」

 アホか。小池都知事は「一般的」な人ではないのだ。特別な地位にいるのである。現実を見失っているのは、この共産党員だわさ。とくに都民ファーストの仲間が必死に闘っている最中に、小池司令長官は船から降りてしまったのだ。それも疲労を理由に。少なくともこんなリーダーは評価されない。

 

 それに、いろいろ汚い噂が絶えないことも拭いようのない事実である。二階幹事長と結託して、自民党公明党に選挙が有利に働くよう、都民ファーストを生贄として投げ出したとか。都民ファーストが負けても敗戦責任を取らなくていいように距離を置いたとか。「過労」という多くの日本人が経験している大雑把な病名(?)で、政治家の常套手段の「入院雲隠れ」はあまりにも無責任に見える。

 事実かどうかは藪の中だけど、こういう話が出てくること自体、リーダーとしては失格である。毅然とし、仁義に厚く、その信ずるものの前では微動だにしない。とくに自分を支えてくれた仲間や部下は絶対の信頼を置き、終生大切に遇するくらいの気概がなければ、リーダーなどとっとと辞めてしまえ。

 己の野心ばかり、己の上昇ばかりを優先し、他者を踏み台にして何も感じない従来からの姿勢は、人として最低のものである。こういう輩の顔を見るだけで反吐が出る。入院するにしてもそういったことに布石を打っておきなさいよ。

 都政運営のために、無能とはいえ都民ファーストの連中は協力をしてくれたのではないか。その彼らの当選に協力するためには疲労困憊だろうがなんだろうが船橋に立てよ。卑怯者。