鉄鼠

 舛添氏が有名になっていく切っ掛けをつくったようなビートたけしさんが強い口調で批判している。
《20日の会見で舛添知事が「第三者の調査に委ねる」と繰り返したことに「第三者って誰なんだよ。どうせ自分で選んだ間抜けな弁護士だろ?精査なんかしなくたって分かりきったことじゃん」と毒舌は止まらない。》
http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/160525/ent16052508380007-n1.html
 その間抜けな弁護士が選任された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160525-00000543-san-pol
《舛添知事によると、調査を依頼した2人は、これまで一度も付き合いはなく面識はないといい、事務所や知人を通じて推薦された。氏名を非公表としたことについては、弁護士側から「調査の期間中は差し障りがある」として、結果が出るまで公表しないでほしいとの申し出があったと説明した。弁護士らは調査結果を公表する際、氏名を明らかにする意向を示しているという。
舛添知事は「元検事の方なので非常に厳しい目で見てくださると思い、最終的に判断した。厳格かつ公正な目での要求があると思うので、全面的に応えていきたい」と述べた。
舛添知事は20日の記者会見で、「第三者の公正な目で厳しく調査してもらう」を連発していた。》
 舛添氏はここ3回の弁明会見で特徴的なのだが繰り返し、連発が多い、多すぎる。とにかく言質を取られまいとするのはいいけれども、発言に誠意がまったく感じられない。これではだめだ。
 それに「元検事」というところで胸を張られてもねぇ。ミ〜ンミ〜ンのヤマオゼミだって元検事だからね。厚生労働省村木厚子さんを冤罪ではめようとしていたのも現役検事だった。検事だからといってものがいいわけじゃない。
 舛添氏をねずみ男に似ているという人たちがいるが、それは違うと思う。舛添氏、言動や行動は似ているのかもしれないが、ビジュアルが違う。もっとクリソツなのが『水木しげるの続・妖怪事典』(東京堂出版)に載っている。「鉄鼠」である。
http://www.youkaiwiki.com/entry/2013/03/03/153421
 水木サンのほうはもっとマスゾエマスゾエしてますよ。どちらにしても「ネズミ」なんですがね(笑)。