熊本地震

熊本地震 倒壊多数、耐震化遅れ 九州「地震なかった」》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160418-00000037-san-soci
地震が頻繁に起こらない地域では耐震化が遅れる傾向がある。南海トラフ巨大地震が想定される東海地方に比べ、九州地方は進んでいない」と専門家は言っているようだが、本当にそうだろうか。この短期間に、熊本や大分で倒壊した建物をつぶさに検証した上での発言とは思えない。ワシャが素人目でテレビの映像を見ているだけだが、明らかに建築年の新しそうな、要するに耐震基準に合致した建物が倒壊している。新しい建物の倒壊は、「耐震化」の一言では片づけられない。

 地震学は発展途上の学問であり、ロバート・ゲラー博士が言われるとおり、地震の予知なんてできないし、そもそもメカニズムすら明確になっていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00000003-jct-soci&p=1
 気象庁では「いままでの経験則から外れている」などと語り、今後の地震活動についても「どうなっていくのかわからない」としか言わないし言えない。地震が収束の方向に向かうのかすら明言を避けている。地震学などその程度のことなのだ。
 この日記でも度々言っているが、1970年代に東大のとち狂った権威が、「東海地震は明日おきても不思議ではない」と放言したために、静岡県などが大騒動になった。しかしあれから40年、東海地震は微動だにしない。そのかわり、それ以外のところが神戸、新潟、石川、長野、青森、岩手、宮城、福島、茨城、熊本、大分などに甚大な被害が出ている。これは逆風評被害と言えるのではないか。

 17日には支援物資が届かないというニュースもあった。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160417/k10010484851000.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00050088-yom-pol
が、徐々にではあるが支援物資が被災地に届き始めたようだ。ひとまずよかった。
 ただ、道路などの被害があって、トラック輸送などが難しいことも確かだ。それならばどうするか。陸がダメなら海空しかないだろう。米軍のオスプレイが出動するというので期待しているが、それらに水や食料を積んでいって、避難所の近くまで行って投下すればいい。オスプレイの出動にまだいちゃもんをつけている阿呆がいるが、災害現場でどれほどオスプレイが活躍してきたのか、おそらく知らないのだろう。
 それから、ブンブン飛び回っているマスコミのヘリコプター。30キロや40キロの食料なら運べるでしょう。無駄に情報を集めているだけではなくて、そういったかたちで被災地貢献をしろよ。