いいこと悪いこと

慰安婦問題、日韓が合意=日本政府「責任を痛感」―人道支援へ10億円財団》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151228-00000048-jij-pol
 これで彼の国が治まるとは到底思えぬ。過去に二度裏切られているのである。向こうとしては味をしめている。三度目も四度目もあると思いますよ。
 韓国の日本大使館前の慰安婦像を移転するとか言っているけれど、ホントに移転できるの?
 全世界に設置された像はそのままにするの?
 共同文書は残されず「口約束」だけど大丈夫なの?
 「問題」の蒸し返しをはかる民間団体「韓国挺身隊問題対策協議会」を止められるの?
 韓国側は「国家賠償」って言っているけど、それでいいの?
 それに、韓国の元売春婦がいい待遇を受けるなら……と台湾まで動き出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151228-00000121-jij-cn
 支那中国だって、金を搾り取れるならなんでも言ってくるだろう。なんにも解決していないんですけど。
 事実でもないことが事実として動いていく。火元の朝日新聞は今朝の1面でもはしゃいでいる。自分たちのばらまいた嘘の毒が、また効き目を現したんだから、笑いが止まらないんでしょうね。そんな雰囲気が紙面から伝わってくる。朝日新聞の捏造記事の罪は徹底的に重い。

 不愉快なので話題を換える。
 昨日のテレビの番組の話である。TBSの「年末ドラマ特別企画」、立川談春原作の「赤めだか」。これが見ごたえがあった。主人公は立川談志の弟子の談春二宮和也)。談春が談志に入門し、二つ目になるまでの修業時代をドラマにした。
 このドラマ、なにしろキャストがいい。主人公の二宮も芸達者だ。ドラマの中で演る落語も巧い。同じジャニーズの長瀬智也が「タイガー&ドラゴン」で落語を演ったけれども巧味が違っていたね。
兄弟弟子たちも良い顔ぶれが揃う。香川照之志の輔)、濱田岳志らく)、宮川大輔(関西)、柄本時生(談かん)、新井浩文ダンボール)、北村有起哉(談々)。
 そして談志がビートたけしだ。談志は個性が強い。そしてたけしも圧倒的な個性を持っている。たけしが談志を演じられるだろうか。そこが心配だったが、さすがたけしである。途中からなんの違和感もなくたけし師匠だった。談志師匠にしてもたけし師匠にしても、本物なのである。本物のインパクトは凄まじい。襲名披露で大ホールの舞台に、談志が座っていようと、たけしが座っていようと、その存在感は1000人や2000人の客が対抗できるのものではない。そこに座っているのはたけし師匠なのだ。口調だってそうだし、首を曲げる癖だってたけしそのものである。だけどいいのだ。たけしが「談志を演じている」と言えばそういうことになる。天才の前で、客は謙虚にならなければいけない(笑)。
 その他にも、落語家の喬太郎、円楽、小朝、昇太、鶴瓶中村勘九郎さだまさし正司歌江ラサール石井などなど。唯一の敵役をリリー・フランキーが好演し、ナレーションは薬師丸ひろ子である。
 これほど豪華なメンバーを揃え、それも観せるドラマを創るとは、まだまだTBS侮れない。