CCC

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3649059&media_id=168
 ニュースの冒頭だけを引いておく。朝日新聞なので後段は登録をしろというので(笑)。
《レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などが指定管理者となり、1日にリニューアルオープンした神奈川県海老名市の市立中央図書館で、海外の風俗店案内が蔵書に含まれていたことがわかり、市教育委員会は5日、3冊の貸し出しを中止にする方針を固めた。6日にもCCCなどに指示する。
 市教委によると、新たに購入した約7千冊に含まれていたうちの3冊で、いずれもタイの旅行ガイド。「大人のバンコク極楽ガイド」「タイバンコク夜遊び地図」といったタイトルで繁華街を紹介している。
 外部からの指摘で市教委が精読した結果、性的なサービスをする店の紹介など、公立図書館にそぐわない内容が含まれていることがわかり、不適切と判断したという。》
 これはまずかった。とくに青少年が自由に手に取ることができる「公共図書館」という性格上、エロエロ繁華街を案内する本は並べるべき本ではない。
 このCCC(民間)のチョンボは小牧に響く。小牧市の図書館基本計画案はCCCの提案を色濃く反映させており、そのまま行けば、小牧の図書館は、旬のすぎた古本と、風俗店紹介の本で溢れたかもしれない(笑)。それも民間的であり特徴的ではある。
 図書館の運営管理を民間に任せることにはリスクがつきまとう。そもそも行政は採算を度外視してやることが仕事だったのだ。儲からないけれど20年先30年先を見据えて、今、資金投入をする、そんな真似はもうしわけないが「ツタヤ」や「ワタミ」あたりではできない。駿河町に店を構える大店の小番頭のようなやつらばかりで舵取りをすれば、修繕好きの建設ぎらい、民間賛美の夢のない行政が続いていくだろうと、友だちの公務員が言っていました(笑)。

「CCC」のケチな話より「TPP」の合意の話は大いに夢がありますな。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6176550
 これで世界のGDP(国内総生産)の4割を占める巨大な経済圏が支那中国の隣に出現する。さあて、一党独裁共産党政権はどうするつもりかいな。「TPP」には賛否がある。しかし、少なくとも支那中国が嫌がっているということは、日本のためにはいいことである。甘利大臣は髪の毛を真っ白にしながらもよくがんばった。
 これまた吉報である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000149-jij-soci
 北里大学特別栄誉教授の大村智氏にノーベル医学生理学賞が贈呈される。安倍さんには追い風が吹いている。金にはつながらないコツコツとした仕事が大きな受賞につながった。その大村先生がこう言っている。
「科学者は人のためにやることが大事だ、という思いでやってきた」
 素晴らしい!
 金のためにやる、ケチな予算を節約するためにやる、やらない、これではダメだ。