魚は水の中

 支那中国がアジアの後進国を援助するためにアジアインフラ投資銀行(AIB)なるものを設立するんだとさ。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150320/k10010021961000.html
 あきらかに日米が主導するアジア開発銀行に対抗しようとしているのが見え見え。どうでもいいのだけれど、北京主導で透明性が確保できるのかなぁ。中国共産党の独りよがりになるんじゃないの。
何年か前にノーベル平和賞に対抗して「孔子平和賞」なるものをこしらえたでしょ。昨年はキューバカストロ議長に授与される予定だったらしい。
http://www.sankei.com/world/news/141211/wor1412110031-n1.html
しかし賢明なカストロ議長は「あほらしい」と出席しなかった。だから代りにキューバからの留学生に手渡したのだそうな。
AIBのニュースを聞いて、どこからも評価されない「孔子平和賞」のことを思い出した。

 支那シンパに突き動かされている沖縄の翁長知事が、飛行場の準備工事の過程で、サンゴ礁が破壊されたといちゃもんをつけてきたらしい。
http://news.livedoor.com/article/detail/9921299/
 そりゃぁ軍用機を飛ばす飛行場をつくろうという話でっせ。多少のサンゴは犠牲になるだろう。それを今さら喚き立てるとは、繁華街で「おまえ今メンチきったやろ」と因縁をつけてくるヤクザのようだ。

 孟子曰く「木に縁りて魚を求むるは、魚を得ずと雖も、後の災いなし」
 方法を間違えると、何も得られない。しかし木の上で魚を探すくらいなら、災いはないが、どうも前述の木の上の人々は災厄をもたらすような気がする。