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 三津五郎丈逝く。嗚呼、また大切な役者が彼岸に旅立ってしまった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00000148-sph-ent
本格復帰を待ち望んでいたのだが、それは叶わぬ夢になった。歌舞伎の神様〜、もうそろそろ勘弁してくださいよ(泣)。残っている役者にどんどんしわ寄せがくる。確かに若手が育ってきてはいる。菊之助もいい女形に育っているけれど、層は薄くなってきた。タフな玉三郎とはいえ、これ以上、酷使しないでほしい。どうぞ歌舞伎役者をファンから引き離さないでください。
 勘三郎三津五郎の「棒縛り」は良かったなぁ。歌舞伎役者っているのは、50代はまだまだの年齢である。60代、70代、80代になって芸が枯れてきて、ようやく完成に近づく。
 勘三郎亡き後は三津五郎だと思っていた。三津五郎の老成した舞台を観たかったなぁ。

 NHK大河の「花燃ゆ」
http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/
がおもしろくない。主人公の杉文(井上真央)が物語の邪魔になっている。おそらく杉文が出てこなければ、テンポのいい幕末青春群像になるのだが、このところのNHK大河ドラマの傾向で、どうしても隔年で女性を主人公にしなければならぬらしい。吉田松陰久坂玄瑞のやりとりもいちいち妹が橋渡し役として登場する。「妹は関わった」としなければ、杉文の物語にならないからね。そこに無理があって、シナリオを壊している。そもそも幕末維新の歴史に、吉田松陰の妹はまったく関わっていないのだからどうしようもない。

 
 沖縄県与那国町住民投票陸自配備への賛成が過半数を超えた。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00000553-san-pol
 よかった。与那国町には良識が残っていた。すでに過去2回の町長選挙と今回の住民投票陸自配備は与那国町の総意となっている。左翼系の人が金科玉条としている「民意」で既定路線になっているのではないか。
 しかし、「配備反対派は施設建設差し止め訴訟を起こす」のだそうな。与那国町としては結論が出ている話だ。それを何故蒸し返す?そうまでして何をしたいかというと、おそらく外患誘致である。
 日本人はもっと国境の島に関心を払わなければならない。遠いところの話ではない。同じ日本国内の話なのである。まともな与那国町の住民の支援をなんとかしていきたい。

 こちらもプロ市民が暗躍した。
http://www.sankei.com/life/news/150222/lif1502220014-n1.html
《愛知県一宮市の市立中学の男性校長(56)が、学校のホームページ上のブログに、神話に基づく日本建国の由来などに触れながら、自国に誇りを持つよう訴える記事を掲載したところ、市教育委員会から「神話を史実のように断定的に書いている」との注意を受け、記事を削除していたことが21日、分かった。》
 おいおい、あの時代の資料は、ほぼ『古事記』しかない。神話といえども、この国の歴史でもある。それを語ってなにが悪い。阿呆なプロ市民(学校内部の虫との情報もあり)のクレームが1件。それに教職員組合という悪性腫瘍が騒ぎ出したので反応をしたということだろう。一宮教委、感度よすぎだろう(笑)。
《学校側には教職員組合から抗議文も出されたが、「校長は間違っていない」「感動した」などと記事内容を評価する声も多数寄せられているという。》
 普通の人たちは解っているのである。