事実には証拠が必要

《2015年2月5日、韓国・聯合ニュースによると、米国の歴史学者19人が、米国の出版社に慰安婦に関する記述を修正するよう求めた安倍晋三首相を批判する声明を発表した》んだとさ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150206-00000037-rcdc-cn
 まぁ「韓国聨合ニュース」の報道なのでどうでもいいんだけれど、要は、マイケル・ヨン氏の論文に尽きる。この日記でも何度も取り上げているが「アメリカ軍が、テキサス娘20万人を性奴隷にしようとしたらどうなるか?」ということなのである。テキサス男とアメリカ軍の間で血で血を洗う戦闘が繰り広げられ、双方ともに多大な被害を出すだろう。その大混乱は隠そうにも隠しきれるものではない。
 ところが20万人もの朝鮮娘が強制連行された(と韓国が主張する)朝鮮半島では、そんな抵抗、混乱はどこにも記されておらず、歴史として残されていないのである。あるのは元従軍慰安婦と名乗るお婆さんの頭の中にだけ。それを常識のある国家では歴史とは言わない。
 昨日、後藤健二さんの著作の紹介でルワンダ虐殺の話を書いたが、ジェノサイドの証拠は生々しく残されており、それは遺体埋葬地であったり、あるいはルワンダ人の体の傷跡であったりする。そういったものが山ほど残されるものなのだ。
「証拠は私の記憶、私の存在が証拠だ」
 本人が言っているからそれは真実だ、ということではない。その発言の根拠となる証拠はどこにあるのか、きっちりと検証をして、歴史的な真実にしていかなければならない。
 かのアウシュビッツの「ガス室」ですら、その表示がいつのまにか「シャワー室」に架け替えられたように、大声で喚いていることが必ずしも「真実」ではないのである。
「韓国聨合ニュース」に中に、韓国ネットユーザーのコメントで「日本にイスラム国を非難する資格があるのか?」が引かれている。日本は「イスラム国」と同程度だと言っているのだ。何を根拠にコメントしているのかは知らないが、日本軍が子供を殺したり、暴行したり、自爆テロ要員として使い捨てたりした事実はない。言うのは勝手だが根拠を示せ。そうそう日本軍による朝鮮女性性奴隷の証拠はなにも出てこないが、韓国軍がベトナム人女性を暴行した証拠は山ほど出てくる。韓国はこの事件についてきっちりと整理をしたほうがいい。下半身を丸出しにして、人の粗探しをしている場合ではない。

 
 5日のBSフジのプライムニュースで櫻井よしこさんと特定アジア支那・朝鮮)大好きの元朝日新聞の若宮啓文氏が「従軍慰安婦」問題についてがっぷり四つに組んだ。が、若宮氏、土俵の中を逃げ回るばかりで、いなされたらあっさりと土俵を割ってしまった。しかし、土俵の下から喚く喚く。ううむ、ある意味で朝日新聞は1982年以降、まったく変わっていないんだね(笑)。裏付けのないことを喧伝することだけは相変わらず得意だが……。その恥ずかしい取組の概要は以下で。
http://blog.livedoor.jp/doorkaz/archives/1019116985.html