組織には余裕が必要

 夕べ、ある打ち上げ会を某所で開催。とても楽しい宴でしたぞ。友達と二次会に流れて、そこで熱燗を飲む。地鶏のたたきが美味しかった。

《民放最下位のフジ 決定が遅い、異動で企画消滅、関係者「仕事したくない」》
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150209-00010002-biz_bj-nb&ref=rank
 フジテレビという組織が悲鳴を上げている。そもそも社長の亀山氏が「なぜ最下位になったか」ということを理解していないようだ。
「これからは(現場に)口を出す」
「4月以降、全バラエティ番組の制作費は5%カット」
「全社員の3分の2に当たる1000人の人事異動を断行」
等々の亀山氏の采配自体が最下位の主要因だということには思い当たらないらしい。やり手だと自惚れるリーダーがよく陥る状況ですな。
 業界関係者がこう語る。
「企画が決まるのが遅い。何人もの上層部にお伺いを立てて、全員の意見が一致しないと採用されない」
 これが全てを物語っている。現場にある程度のことは委ねる。上層部は細かいことにぐちゃぐちゃ言わない。責任は社長が取る。そうすることで組織が活性化すれば視聴率は放っておいたって回復するわい。