国、売りたもうことなかれ

 村山富一元首相が、社民党の集会で、昨年末の安倍首相の靖国参拝に対し「(安倍氏)本人の気持ちを守るために国を売るような首相があるか。これは間違いだ」と厳しく批判した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000573-san-pol
 え?
……申し訳ありません。一瞬、トンちゃんが何を言っているのかわからなくなって、頭が真っ白になってしまいました。「国を売るような首相」って村山さんご自身のことですよね。

 支那中国・朝鮮との情報戦は始まっている。相手よりの言説を垂れ流す村山、鳩山元首相らは、すでに情報戦という戦争の中で敵側に取り込まれてしまったものと諦めざるをえない。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140131/plt14013110130005-n1.html
 この記事のように「事なかれ」ではもうにっちもさっちもいかない状況になっている。面倒だが、逐一反論し続けるしかなかろう。論を立てて争えば、利はもちろん日本にある。争いを避けて「何事も穏便にすませよう」とする姑息な役人体質がここまで話をこじらせた元凶と言っていい。
 海上保安庁の幹部がいいことを言っている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/682631/
「根負けするわけにはいかない」
 《中国が海上法執行機関を統合して立ち上げた海警局所属の船「海警」4隻が、初めて尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺海域に姿を現した》のだ。どんな精鋭部隊が新たに登場したのかと写真を見れば《中国国家海洋局所属の海洋監視船「海監」や農業省漁業局所属の漁業監視船「漁政」と一致。つまり、船体を塗り替えただけだった》彼の国、羊頭狗肉が国柄とはいえ、あまりにも露骨だなぁ(笑)。でもね、油断禁物である。犬の肉とはいえ肉は肉なのだ。肉も積もれば山となる(なんのこっちゃ)。とにかく手を出したら、すかさず叩いておく。これが仕付けの第一歩である。
 外交も情報戦もみんなそう、言いがかりをつけてくる無法者には、徹底的に対抗していくこと。そうすれば、金がすべて、自分が一番の方々だから労多くして利が少ないと悟れば、自分から引っ込んでいくわさ。そこまで根気よくモグラ叩きを続けていくしかないだろう。

 フランスでは、韓国製の「従軍慰安婦マンガ」に対抗し「日本発慰安婦マンガ」を展示しようとして、日本側のものだけが撤去されたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140201-00000085-san-kr
 その理由は「政治的なマンガを展示させるわけにはいかない」というものなのだそうな。おいおい、だったら韓国側のものなど底抜けに政治的じゃないか。日本がいろいろなところで、守勢に立たされているのも、トンちゃんたちの仕出かしてきたことのツケと言っていい。