勝手に帆座系

「ほざけ!」などという品のない言葉は使いたくないので「帆座系」と言い換えた(なんのこっちゃ)。因みに「帆座」とは大犬座の南東方向にある星座のことである。
 そもそも帆座はアルゴー船座の一部だった。アルゴー船というのは、ギリシア神話に出てくる船で、黄金の羊の皮を求める冒険のために建造された。その帆の部分が帆座ということになる。このアルゴー船には、ヘラクレスや双子の兄弟のカストルポルックスをはじめとする50人の英雄が乗り込んで大海原に漕ぎ出していったという。

 ごちゃごちゃ書いてきたが、以上は以下の話に、な〜んにも関係ない。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/yasukuni/?id=6101820
 もう蜂の巣をつついたようなことになっているが、安倍首相が靖国神社に参拝をした。記事中にもあるように支那中国、韓国の反発はすでに出ている。それでも予想どおりの反応なので驚きもしない。ただこの二つの国はときおり常軌を逸した挙動を起こすので注意は要する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131226-00000054-mai-cn
日中関係が一層冷え込む事態は避けられない見通し」と言っても、現状だって政治は冷えきっているのだから大差はないわさ。
「(安倍政権の)右傾化の本質が明らかになった」などという発言はすでに何度もされており、目新しさはない。
 支那中国国内の反日運動が再燃すれば、これで経済界もようよう支那大陸進出を諦めるだろう。首都をおおう煤煙すらなんともできない全体主義国家などいつまでも相手にしていてはいけない。東南アジア各国とインドで18億の人口を有している。日本は民主主義を共有する国々と連携していけばいい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131226-00000061-jij-cn
《程大使は会談後、記者団に「極めて大きな憤慨を覚える。靖国神社は対外侵略を精神的に支えた場所でA級戦犯が祭られている。国際社会への挑戦で、中国、韓国の感情を傷つけた」と首相の参拝を非難した。》
 そもそも日支事変が日本の一方的な侵略戦争ではないことは歴史的に明らかであり「対外侵略」にはあたらない(あっちはそう思ってないけど)。ただ、靖国が健全な日本人を精神的に支えた拠りどころと言われれば、それは確かにそのとおりである。若い兵士たちが「靖国で会おう」と約束を交わして戦地へ出征して行ったことは間違いない。とするとさ、その若き兵士たちの御霊に国のトップが参拝するのに、まったく問題はなかろう。
 それに「国際社会への挑戦」はないでしょう。国際社会で今回の安倍首相の靖国参拝について抗議しているのは、おそらく特異な2国と日本をその影響下に置いておきたいアメリカが少しブツブツ言っているだけだわさ。

 昨日の日記で「古事記」の勉強をしたと書いた。支那朝鮮で靖国について抗議をしている者の中に『マンガでわかるシリーズ 古事記』程度の知識を備えている者がどれほどいるだろうか。おっと、他所のことばかりを言ってはいられない。日本人にだって福島瑞穂田嶋陽子がいるからなぁ(笑)。
 そもそも神道というものをまったく理解していない他国に、政治カードとして使われてきたのが靖国である。しかし、靖国参拝は政治の話ではなく文化の話なのである。スズメ絶滅作戦を実施する毛沢東を諌めた科学者の墓はのちに破壊されあばかれた。そういう文化ではなく、国事に斃れた人たち、国に尽くして亡くなった方々に、素直な気持ちで手を合わせる神聖な場所として存在している。死体に鞭を打てる国柄とは絶対に相容れない。
 どんな犯罪をおかしたにせよ、不当な裁判とはいえそれを受けて、判決どおりの刑に服し命をもって償ったのである。その後、なにか新しい要素が出てきたなら、話は別だが、なにも出てこないにも関わらず、機会をとらえて蒸し返すというのは「一事不再理の原則」からも許されることではない。
 
 ワシャは大村益次郎が上野の山を見据える銅像が立っている静謐な空間が好きだ。春の桜、夏の提灯、秋の銀杏、雪の中門鳥居、拝殿の風情もいい。四季折々に見どころがあって、いつ行っても心が洗われるところである。日本人の心の拠り所のひとつであることは間違いない。