TPOを弁えぬ人々

 尾張旭市道ランボルギーニが腹をこすって、市が200万円の修理費を払わされたんだとさ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130928-00000001-asahi-soci
 そもそもランボルギーニ尾張旭を走ってはいけない。高速道路だとか自動車専用道路を颯爽と走ってくだされ。愛知県の市道など、軽トラや耕運機が走る道ですから、高級スポーツカーが低速で走る道ではありませんから(笑)。もちろん猛スピードで走ってはいけません。

 レーサー気取りのガキがスポーツカーでドリフト走行をして、小学生の列に突っ込んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130929-00000021-kyt-l26
 こちらの事故は弁解の余地がない。ハンドルやシフトなどを改造し、一般道をレース場だと思い込んだバカが引き起こした未熟な事故である。
 最近「老人から免許を取り上げろ」と喧しいが、老人よりもこういったガキの免許を取り上げたほうがどれほど道路は安全になることか。
 ここまではTPOを弁えない人の話。

 話は変わって、元AKB48の女優、前田敦子(22)と歌舞伎俳優の尾上松也(28)の交際が発覚した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130927-00000002-ykf-ent
 ワシャは賛成である。前田さん、女優になるには少し無理がある。NHK木曜時代劇「あさきゆめみし」での演技は微妙だった。これから一所懸命に精進すればバイプレーヤーとしてそこそこの成功は治めるかもしれないが、とにかく演技がお粗末だし、役者としての華がないのである。女優になるには、かなり険しいいばらの道を覚悟しなければならない。
 それに比べて梨園の妻であれば、前田さんにはピッタリだと思う。そもそも存在感が控えめな印象だし、トップアイドルとはいえ、おっとりとした雰囲気は歌舞伎役者の妻としては大きな才能だ。
 お相手の松也は、六代目尾上松助の長男である。松也の精進如何では、将来、座頭も夢ではないだろう。前田さんが松也を大きな役者に育てた時、彼女の名前は歌舞伎の歴史に刻まれ何百年と語り継がれていくだろう。そのほうが時節(time)を得ているし、環境(place)も整っている。なによりもいい機会(occasion)だと思う。
 おっと話は変わっていなかったか。
 とにかく、歌舞伎座の玄関わきで楚々と立って客に会釈をする前田敦子、きっと絵になる。歌舞伎座の玄関で前田敦子に遭いたいなぁ。