鈴木三重吉

 作家で児童文学者であり、日本の児童文化運動の父と言われている。
明治15年に広島に生まれ、東京帝国大学文科大学英文学科で夏目漱石の謦咳に接している。その後、児童文芸誌『赤い鳥』を創刊し、坪田譲治新美南吉、巽聖歌らを輩出した。
 ワシャの郷土には童話作家新美南吉がいるわけだけれども、鈴木三重吉がいなければ、おそらく文壇に登場することはなかったろう。そういった意味では鈴木三重吉は南吉の恩人と言っていい。
 今日は、鈴木三重吉の77回目の命日である。

 もう少し、南吉と三重吉のふれあいについて書こうと思ったのだが、今朝、とんでもないことが勃発した。また、後日、報告できると思うが、今朝はそれどころではないので……。