ワシャの家に5kgの鉄アレイがある。20代の頃に買ったもので、今は納戸の片隅でほこりをかぶっている。
このところ、毎朝のウオーキングを始めた。あわせて食事のメニューも改善し、腹七分目を励行している。酒も外で飲むことにして、自宅ではなるべく控えるようにした。これでちょうど、ワシャの持っている鉄アレイ分の贅肉が減った。
その減量を実感したくて、鉄アレイを引っ張り出してきて、腹の前に抱えて歩いてみた。おっと……これは重い。ずっしりと重い。1か月前までは、こんな重たいものを腹にくくりつけていたんだなぁ。
そういえば、調子の悪かった左膝もこのところ痛まない。暖かくなってきたこともあるが、鉄アレイを下ろしたこともあるかも。
今朝の「天声人語」。シェークスピアの「ベニスの商人」を持ち出して、閣僚の靖国参拝を批判している。
《参拝のつど、「公人か私人か」が問われる。今回、安倍内閣は「私的な参拝」との認識を示した。「個人の心の問題」というのはその通りだろう。だが重責の大臣から、私人という「胸の肉」だけを、そうすっぱりと切り取れるものだろうか》
切り取るのは簡単ではないが、5kgくらいの腹の肉でしたら体から取れまっせ(笑)。
朝日新聞は昨日の社説でも大々的に取り上げ、今日は「天声人語」で物申す。まるで一大キャンペーンを張っているようだ。あんたどこの国の新聞なんだい?
そもそも、民主党政権下の不幸な3年半、民主党は靖国参拝を行わなかった。しかし、そのことで支那中国や朝鮮半島がなにか日本に対して配慮してくれただろうか。次から次へと手を替え品を替え対日本関係を損なってきたことは周知のとおりである。
朝日新聞の社説は「自制を求めたい」と安倍政権を責めるけれど、それを言うならまず支那中国と朝鮮半島に言え。
今までサボってきたので、外交の腹には無駄な贅肉がまとわりついている。最初は大変だと思うが、コツコツと地道な努力を積み重ねることで、脳卒中、心臓発作などのリスクを軽減していくことが明るい未来をつくっていくことになる。そろそろ鉄アレイを下ろそう。