読書会

 夕べ、西三河某所で読書会。課題図書は、高野誠鮮『ローマ法王に米を食べさせた男』(講談社)である。本の詳細については、1月27日の日記に書いたので、そちらをご覧くだされ。
http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20130127
 読書会のメンバーの評価はよかった。なにしろスーパー公務員の高野さんはすごい。その生きざまを知るだけでも興味深い一冊なのである。高野さんのような公務員が2〜3人いれば20万規模の自治体なら劇的に変わるだろう。霞ヶ関に100人ほどいれば、日本そのものが大変革することすら可能だ。しかし、そんなにたくさんの高野さんはいない。というか、たった一人しかいないから、みんなが感動するのである。
 ワシャの友人にTという公務員がいる(笑)。そいつもずいぶん変わった男なのだが、高野さんに比べれば、小せえ小せえ(楼門五三桐)。

 さて、読書会である。いつものとおり、それぞれが言いたいことを口角沫を飛ばしての大激論。それが終われば、「さて飲みに行きましょうか」と、これまたいつもどおり。
 駅前の居酒屋にしけこんで、そこでも談論風発。素面での議論もおもしろいけれど、潤滑油が入るとそれはまた楽しい。メンバーがそれぞれ言いたいことを言いたいだけ言いまくって、気がつけば、午後10時を回っている。
 帰りの電車に揺られながら、「こういった有意義な飲み会ばかりだといいのになぁ」と思ったのだった。