一連の角田美代子の事件で尼崎が風評被害にあっていると言う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121223-00000571-san-soci
《尼崎市役所には市民から「尼崎の印象が悪くなる」との声が相次いで寄せられる》のだそうな。
そんな苦情を市役所に寄せてもしかたねえべ？事件は起きてしまったのだ。こういうことでプチクレーマーがプチプチグチグチ詰まらぬ電話してくることで、どれほどの通常業務が妨害されていることか。オジサンが尼崎のイメージダウンを嘆いても屁の突っ張りにもならない。
そんなことは世間には山ほどある。「フクシマ」は東京電力のために「チェルノブイリ」以上に有名になってしまった。山梨県上九一色村もオウムのせいで全国でその名を轟かせた。
でもね、例えば熊本県水俣市は、水俣病という公害病の名前に冠されたために、何十年もの風評被害を受けてきた。今でも婚姻の際に「水俣だからね〜」と敬遠をされるケースもあるという。それでも水俣市はそれを逆手にとって2010年には日本の環境首都に輝いた。グチグチ愚痴を言っているまえに、自分自身がその風評被害を払しょくするべく行動を開始しなさいよ。役所にクレームを入れるのはその後でいい。
おっと、今日はそんなことを書くつもりではなかった。でも、パソコンを起動したらヤフーのトピックスに《尼崎「風評被害」に市も当惑》という記事を見つけて、思わず反応してしまった。
今日はこっちを書きたかったので、軌道を修正する。
http://www.sanspo.com/sports/news/20121224/ath12122405210000-n1.html
豊川高校である。愛知県の私立高校で、曹洞宗寺院である豊川稲荷を母体としているので、曹洞宗の徒であるワルシャワとしてはあまり言いたくないのだが、ここまでひどくなると苦言を呈さざるをえない。
強豪の仙台育英（宮城）から陸上部の特待生らを大量に受け入れ、チーム７人中５人が仙台産。おまけにケニア人留学生も１人いた。
おいおい、そんな高校そうざらにはないって。ワシャの周囲の高校でケニア人がうろうろしている学校はない。仙台産にしてもケニア人にしても、要は勝つためだけの措置であり、それは単に学校の売名行為でしかない。そんなメンバーで愛知代表などと言ってほしくない、そう思いませんか。
箱根駅伝で、山梨学院大学が毎度のことながらメチャメチャ早いケニア人を投入し、どこか１区でごぼう抜きを見せるけれど、結果は純粋日本人チームの下位に甘んじている。だから許せるのだが、これが山梨学院大が優勝をするようになると、どの大学もケニア人をスカウトし始め、いずれ箱根の坂はケニア人で埋まるだろう。
それを懸念している。全国高校駅伝、それぞれの県出身者が郷土の名誉をかけて都大路を駆け抜けるから見ている方も興奮するのだ。なんで、愛知県のワシャが、宮城県の少年やケニア人の応援をしなければならないのか。
豊川高校が卑怯だとまでは言わないが、地元出身者がアンカーの皆浦選手だけということには強い違和感を覚える。でも、皆浦選手には素直に拍手を送りたい。
昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」である。「総選挙大総括!!さらば民主党 自公政権奪還 これで日本は大丈夫かスペシャル」と題し、自民、民主などの政治家を一堂に集めて侃々諤々の議論をする。ゲストは鴻池祥肇（自民）、松原仁（民主）、中田宏（維新）、石川博崇（公明）、柿澤未途（みんな）、阿部知子（未来）、山下芳生（共産）、舛添要一（改革）の８人。
松原さんといえば、どちらかと言えば野田政権に苦言を呈してきた民主党内部の常識派、良識派である。にも関わらず野田政権の汚点を代弁せざるをえない辛い立場で、そのあたりはレギュラーメンバーも理解していて多少の手心は加えていた。
自民党の鴻池さんは、勝って驕らずという大人の対応に終始している。舛添さんの新党改革は議席を１つも得られなかった。このためか存在感が薄かった。その他、維新の中田さん、未来の阿部さんあたりはメディアへの露出も多い。まぁご両所とも党の大幹部であることは間違いない。
さて、残ったのが公明党の石川さん、みんなの党の柿澤さん、共産党の山下さんである。皆さん、この方々を知っていますか？
まず、公明党の石川さんである。平成２２年の参院選で大阪選挙区で当選した３８歳の１期目議員である。創価大学を出て外務省職員から転身した。ううむ、公明党の国会議員の中でももっとも下っ端と言っていいだろう。もっと具体的に言えば、衆議院議員が３１、格下の参議院議員が１９、合計５０人中の一番下が石川さんである。党本部から出演を押しつけられたか（笑）。
みんなの柿澤さんは、衆議院議員２期目、みんなの党が今回議席を伸ばして、衆議院議員１８人中№５であるから、充分に党幹部と言える。
共産党の山下さんは参院比例の１１年目である。衆参あわせて１６人というごく少数の中だけに№１５……微妙なところ。
