全集を入手

 コラムニストの勝谷誠彦さんが「師」と仰ぐのが北杜夫さんである。勝谷さんの2011年10月27日のメルマガは、北さんの逝去をいたんだもので、珠玉のコラムと言っていい。勝谷さんは本当に北さんに傾倒していたんだなぁ。
 ワシャは残念ながら、北さんにはまることはなかった。『どくとるマンボウ』シリーズの文庫がどこかにあったかなぁ、程度の読者でしかない。でも、勝谷さんの、北さん絶賛を読んで、あらためて北作品を読みたくなっていた。それから半年して、いやーようやく『北杜夫全集』全15巻を入手いたしましたぞ。うれしー!この全集は絶版になっており、書店での購入はできない。「日本の古本屋」で、15巻揃いで1セットだけあった。売値は30,000円だった。ところがね、なんと1,500円で手に入れたんですぞ。ラッキー!
 早速、『楡家の人びと』を読み始めている。