「忙しい」というのは、結局、なにもしていないのかも

 昨日は、ついに自席に座っての仕事はほとんどできなかった。朝の涼しいうちにいくつかの仕事を片付けようと思っていたのだが、突然、別部局の担当がやってきて「課長、午前8時45分から打ち合わせです」と言う。なんだか詰まらなさそうな会議なので「知らね〜よ」と突っぱねるのだが、「IPK(社員情報共有システム)で押さえてあります」ときたもんだ。
 ああ、朝の快適な時間が搾取されていく……。
 その打ち合わせは、9時50分まで掛かった。10時からは社外役員の委員会があってそこに出席する。資料はあらかじめ配付されているので、その資料を掻き集めて委員会室に走る。ワシャの場合、社内を本当に走っている。委員会は10時きっかりに始まって、紛糾したために午前中だけでは結論が出なかった。とりあえずということで12時15分に休憩となり、午後1時から再開となる。午後1時から、別件の来年度事業の計画策定協議があったのだが、当然、社外役員の委員会の方が上位会議なので、そちらが優先される。結局、午前中の会議が、午後までずれ込んだために、その協議が一段落したのは午後7時を回ってからだった。それからようやく自分の仕事に取り掛かるといった日常がずっと続いている。そしてずっと続くのだった。
 ジャーナリストの日垣隆さん主催の読書会が月末に開催されるという。行きたいなぁ。