聖書を読む

 昨日、名古屋の某所で「聖書を読む会」が始まった。テキストは日本聖書協会が発刊している『聖書』で、5,150円もしましたぞ。厚さが7cmほどあり、ページ数は2400ページを超える。重さもあって手首が腱鞘炎を起こしそうだわさ。
「こんな本を買ったのはいいけれど、曹洞宗門徒のワシャは元が引けるんかいな?」
 と不安だったのだが、呉智英さんの講義が始まってみれば、そんなことはまったくの杞憂だったことに気づかされた。2時間半を超える講義はあっという間だった。あ〜面白かった。
 そもそも聖書は昔から我が家の本棚にあった。1956年発行の『聖書』(日本聖書協会)である。この聖書、我が家に来てから半世紀を経ているのだが、どうだろう、その間に4回も手にしただろうか。その程度の関わりしかなかった。
 それが今回は、牧師でもないのに、分厚い聖書を抱えて「光あれ。アーメン」とか口走りながら栄あたりをうろつくことになろうとは、人間の運命というのはわからない。
 これはどうも『聖書』にはまりそうな予感がしてきましたぞ。
(下にもあります)