国難のリーダー像 その2

(上から続く)
 ここは一番、国を救うためにもスーパーマンにご登場願うしかない。とりあえず東京は石原知事で収まった。乱世には石原さんくらいの強烈なリーダーシップが必要なのである。
 そして国は、もうあの人しかいない。最近、もっとも日本が元気だった時代を築いた小泉純一郎氏である。かれの登場しか、この国難を救う手はないと確信している。
 しかし、彼は国会議員ではない。国会議員でなければ首相にはなれないのである。こればっかりは憲法67条にそう決まっているからどうしようもない。では、どうするか。
ここからが秘策である。
 菅をすっ飛ばして、自民党安倍晋三議員に首相に就任していただく。その上で、小泉純一郎氏を「内閣特別顧問」として入閣していただき、安倍さんが握る首相の権限をそっくりそのまま小泉顧問に譲ってしまう。安倍さんは、小泉さんの御輿として機能していただき、小泉さんの下に、超党派で有能な政治家を結集するのである。この内閣には官僚どもも震え上がって働きまっせ。
 そして、復興に目処をつけて、その後、総選挙を打てばいい。なんなら小泉さん、神奈川全県区から立候補してもう一度衆議院議員になってもらって、本物の総理大臣になってもらえばいい。
 国難である。このくらいのウルトラCをやらなければ日本はもつまい。