素晴らしき人たち(3)

 信念をもって働く男たちは、いい顔をしている。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fukushima_nuclear_plant/?1300577376
「隊員は非常に士気が高く、みんな一生懸命やってくれた。残された家族ですね。本当に申し訳ない。この場を借りておわびとお礼を申し上げたい」
 ハイパーレスキューの冨岡豊彦隊長はそう詫びた。いえいえ、あなただってご家族を残して最前線で闘ったのだ。あなたの毅然とした指揮がこの作戦の成功を導き出したといっても過言ではない。
 言いたくはない、でもどうしても言っちゃうけれど、この人たちに比べて人相の悪い男がいるでしょ。学生運動でも最前線に立たず、ひたすら楽なところでうろうろしていた鼠が。
 確かに学歴では一流なのかもしれない。大臣様までやったとなれば、位人臣を極められたのだろう。でもね、だからといって上等な人物かと言えば、そんなことはない。
 私たちは、素晴らしい人たちを褒め称え、卑怯なやつらを世代が変わっても嗤いつづけよう。

 午前9時30分、コラムニストの勝谷誠彦さんのメルマガで、福島第一原子力発電所が「なんとかのりきった」ことを知った。おおお、これも自衛隊ハイパーレスキュー、現場の東電社員の皆さんなどの決死の努力によるものであることを忘れてはならない。ありがとう、皆さん。
 折しも、テレビで「ドラゴンボール改」のほうも、セルをやっつけて地球の危機を救ったところである。よかったよかった、ありがとうありがとう。泣きながら家族で小躍りをしたのだった。
(下にもあります)