午後３時
被害は最悪の様相を呈してきた。阪神・淡路大震災以降、あれだけ大騒ぎをして防災対策をしてきたのに、どうしてまた１０００人を超える命が奪われてしまうのか。とくに東北は２００８年の岩手・宮城内陸地震の教訓を経て、防災対策を強化しているのである。自然の驚異は、人間の必死の営みをいともたやすく踏みにじってしまうのか……。
我々は、大災害に対して何をすればいい？どうやって人の命を守ればいいのだ。
すでに西三河の消防本部は関東方面に支援部隊を送った。支援協定で埼玉県に入ったらしいが、埼玉の本部から「すぐに東北に入ってくれ」という指示があり、その足で福島に向かうらしい。
もちろん、この地域の消防だけではなく、西日本各地から陸続と支援部隊が東北に向かっている。がんばれ、消防隊員。
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