日本経済新聞が、戦後日本の歴代首相のアンケートをした。
評価が一番高かったのは、やはり吉田茂である。さもありなん。戦後の混乱の真っ只中、昭和21年5月に首班指名を受け、昭和29年12月までの間、通算2616日にわたって日本の舵取りをしてきた。経済の復興、日本の独立に尽力をした名宰相である。後にぼんくらの孫が総理になって大恥をかくが、そのことは吉田の業績になんら傷をつけるものではない。祖父が優秀でも孫には阿呆が出るということを証明しただけのことだ。
2位以下は池田勇人、中曽根康弘、小泉純一郎、佐藤栄作、岸信介、田中角栄と続く。どの宰相も功罪はあるにしても強い個性を武器に一時代を築いた人物ばかりである。
上位はさておき、尻っぺたに並ぶ愚相を紹介しておこう。在任期間が極端に短い2人を除くと、ワースト1は鳩山由紀夫、次が森喜朗、3番が菅直人と並ぶ。いやー、現民主政権は評判が悪いですな。でも、仕方ないよね。普天間問題をぶち壊し、大衆迎合にはしり、国を売ったりしてしまったんだから。
そしてやっぱり森さん、いい位置につけている。鳩、菅ともに宰相の器ではないけれど、森喜朗も彼らに匹敵するくらい宰相にしてはいけない人罪だった。そもそも人物に品性がない。田舎政治屋特有のくだらないギャグを飛ばすのは得意でも、大局に立った判断力は皆無だった。石川2区でこの愚物を担いだ連中には責任を取ってほしい。せいぜい町内会長程度の力量しかないものを、国政に出すから迷惑でしょうがない。
迷惑なくらいなら我慢もするが、余分なことをして国の方向を誤らせてしまうから困る。
今日の昼「たかじんのそこまで言って委員会」新春スペシャルでやしきたかじん、勝谷誠彦、三宅久之、金武美齢のレギュラー陣と安倍晋三元総理が山口県長門市の俵山温泉で会談をした。この時に、安倍さんの口からこんな発言が出た。
「身内から攻撃されたのが一番こたえた」
2007年8月に森喜朗、青木幹雄、中川秀直らが蠢動し安倍内閣をつぶそうとしたいわゆる「安倍おろし」のことである。仲間からの陰湿ないじめにあって安倍晋三は体調を壊していく。
ここでも用もないのに出てくるでしょ、森喜朗が。安倍さん、名指しは避けたがもちろん森喜朗のことを非難している。
安倍内閣を内部崩壊させ、お猿の福田内閣、阿呆太郎内閣を政界のフィクサーを気取って引っ掻き回し、返す拳で自民党をぶっ壊し、現在のサヨクどん底政権を作り上げたのは森喜朗ではないか。
良くないにつけ悪しきにつけ後世に名を残せてよかったね。