年末にむけて書庫が・・・・・・ その2

(上から続く)
 さて、世間では「クリスマス」とやらで盛り上がっているようじゃが、ワシャは敬虔なる曹洞宗門徒なので、耶蘇教の祝祭には興味がない。そもそもケーキが食えないし、脂ぎった七面鳥の丸焼きよりも、若鶏の水炊きのほうが好きだからクリスマスの祝いようがないのじゃ。でも、朴念仁でもないので、仲間に誘われればとんがり帽子を被ってクラッカーを鳴らすぐらいのことはする。むしろワシャにとってはキリストの誕生日というよりも、名工加藤唐九郎の命日であるということのほうが意味を持っている。今日も仕事で遅くなるが、深夜になっても、唐九郎の作品集を引っ張り出してきて肴に熱燗を呑むことにしようっと。

 因みに、ユッキィさんに「狐忠信年賀状」を送りたいのだけれど、住所がわからない。もしユッキィさん、この日記をご覧でしたら住所を教えてくだされ。よろしくね。