こんにゃくゼリーと人類に明るい未来が

 こんにゃくゼリーばかりが悪役にされているがそうじゃない。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/101217/dst1012170056000-n1.htm
 アメリカンドッグだってこういった事故が起きる。どんな食材だって気管に詰まれば死に至る危険性はあるということ。こんにゃくゼリーばかりをやり玉にあげるのは均衡を欠く。
 すでにこんにゃくゼリーより、餅や飴のほうが危険であるということが統計的にわかっているにも関わらず、相変わらずバカな政治家はこんなことに時間を費やしている。
http://www.news-postseven.com/archives/20101006_2645.html
 これを仙谷鼠が先頭をきってやっているというからお笑いだ。暇なんだね。
 神戸地裁の判決が出た。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101117/trl1011171046004-n1.htm
 賢明な判決だと思う。子どもの命が失われたことに関しては残念だが、だからといって凍らせたこんにゃくゼリーを2歳に満たない幼児に与えた祖母の責任は免れまい。なんでもかんでも人のせいにする風潮は間違っている。

 コラムニストの勝谷誠彦さんのメルマガで興味深いニュースを知った。
http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html
「オーランチオキトリウム」という単細胞の藻類のことである。この藻の一種があるいは人類の未来に微笑むかもしれない。少なくとも年末にむかって暗い世相が続く中で、「来年はいいことがあるかもしれない」と思わせるニュースである。詳細は上記をクリックしてニュースをお読みいただければと思うが、概要を記せば、「ある種の藻が水中の有機物を取り込んで化石燃料重油に相当する炭化水素を細胞内に貯めこむ性質があることが発見された」というのだ。2万ヘクタールの培養用の池があれば、日本の石油輸入量に匹敵する「オーランチオキトリウム」由来の燃料が精製できるという。
 2万ヘクタールって200平方キロメートルでしかない。豊田市の20%の面積である。これだけあれば日本は石油を輸入しなくてもいいということで、これはビッグニュースだとは思いませんか。
 まだまだ多くの課題はあると思うが、日本の、いやいや人類の一つの希望であるかもしれない。まだまだ、人類は生き延びるかもよ。
 仙谷鼠は、こんにゃくゼリーの規制などというくだらないことに奔走するのではなく、こういった研究に大きな予算をつけるために独楽鼠のように走り回れ。菅首相子ども手当全額をこの研究費に回すくらいのリーダーシップをとってみろよ。