バカがバカを選ぶバカな話 その1

 昨日の「TVタックル」で、参院選に担ぎ出されるヤワラちゃんの話になった。評論家の三宅久之さんらが批判的な立場をとったが、小沢一郎幹事長にべったりの原口総務相ヤワラちゃんを擁護した。
「一つの道を極めた人というものは政治の世界においても十分に力を発揮する」
 というような趣旨の発言をした。
 一つの道を極めることができた人が、必ず政治家として力を発揮するかといえば、そんなことはないと思うよ。とくにヤワラちゃんなど「国会議員になっても現役を続行しロンドンを目指しま〜す」などという発言をしてしまう「政治的センス」のないオバさんなどモノの役に立たないって。
 7月の参院選に立候補すれば、ヤワラちゃんなら何もしなくたって当選する。有名だからね。8月には晴れて国会議員となるだろう。でもね、国会議員が政治という仕事をしていくためには、官僚という極めてクレバーな連中を使いこなしていかなければならないのさ。言い訳、ごまかし、詭弁、言い換え、捏造などなど、相手を混乱させ煙に巻くことにかけては抜群に頭の切れる人材が集団を形成している。ヤワラちゃんは柔道を極めているかもしれないが、そんな技術は国会では屁のツッパリにもならない。残念ながら国政の場では、官僚と柔道おばさんは、大人と子供、柔道の金メダリストと赤ん坊くらいの差が歴然としてある。
 相手がヤワラちゃんなら、地方の小さな町の役人程度でも、軽々と手玉にとって自分たちのやりたいように行政をやってのけるだろう。
 そんなのが参議院議員になっても国民のためにならないのだ。
「今から勉強しま〜す」では遅いし、そんなのに年間1億円もの税金を投入するのはいかにもバカらしい。
(下に続く)