いいかげんにしろよ その1

 まずは私的なことから。
 12月に人間ドッグを受けた。その結果、要精密検査が出てしまった。ショックだった。でも、早急にはっきりさせたほうがいいと思い、検診を受けた病院に連絡をした。すぐに再検査かと思いきや、「一番早くて1月28日しか予約できません」と言われた。電話したのが1月8日だったので「20日も待つのかよ」とも思ったが、そこで予約をした。
 でね、昨日、再び隣町の総合病院を訪った。半日かけてやってもらったのは、エコーの写真を見せてもらっただけだった。そして「精密検査をしましょう」と先生に言われた。おいお〜い、ワシャは再検査だと思ってきているんですぞー。軽いニュアンスで「え?今日、検査するんじゃないんですか」と抗議したのだが、「今日は診察だけです」とやんわりと言われる。
 診察してないじゃん。エコーの写真を見て、二人で「フムフム」言ってただけじゃん。そして「再検査の日程を受付で調整してください」ときたもんだ。
 A市にある総合病院では、医師が患者と相談して検査や診察の日程を決めていたぞ。この病院は遅れているなぁ……。
 まあ、ぐずぐず言っていても仕方がないので、診察室を出て受付に行く。受付のにいちゃんに問診票を見せて、再検査の日程を調整してもらった。
「2月の中旬以降が空いています」と言う。ワシャはせっかちなので「半月も待つのは嫌だ」と答えると、「それなら上旬で」と応じる。早い日程から案内しろよ、にいちゃん。
 それで終わりかと思ったら、「検査の結果をお知らせする日を決めます」と言う。まぁそりゃ結果は急にはでないだろうから、仕方がない。結果、再検査に3日も費やすのか。なんだか面倒くさいなぁ。
「日程は一番早い日にしてね」ワシャはあらかじめそう言っておく。
 にいちゃん、パソコンの画面を見てこう答える。
「えーっと……3月の中旬が空いております」
「おんどりゃー!いいかげんにしろよ。ワシャ、12月に検診を受けとるんじゃ。3月の中旬っていったら、3ヵ月も経っとるやんけ。ワシャはまだ若いんぞ。3ヵ月もあったら病気が進行してまうじゃろが!!」
(下に続く)