いいかげんにしろよ その2

(上から続く)
「おんどりゃー!いいかげんにしろよ。ワシャ、12月に検診を受けとるんじゃ。3月の中旬っていったら、3ヵ月も経っとるやんけ。ワシャはまだ若いんぞ。3ヵ月もあったら病気が進行してまうじゃろが!!」
 と、静かに抗議した。
「大丈夫です」
 にいちゃんは、ニッコリ笑って諭すように言った。
「私は医師ではないのでなんとも申し上げられませんが、2月上旬の検査でOUTならすぐに連絡がいきますから、大丈夫ですよ」
 大丈夫じゃないじゃん。ワシャはどんよりした気分を引きずって帰路につくのだった。(弱々しく)いいかげんにしろよ……。

 公的な話。
 24日の自民党大会で夏の参院選立候補者のなかに青木幹雄お爺さんがいた。御歳76歳、お元気ならば任期中に80歳をお迎えになられる。壇上でそれぞれの名前が呼ばれ、挨拶をして、谷垣総裁と握手をして退場する段取りだったのが、青木お爺さん、握手を忘れてきびすを返した。ひょこひょこと下手にはけてゆく。段取りが違うので、あわてて谷垣総裁が追いかけて握手をするのだが、お爺さん、完全に呆けていた。
 密室で「森政権」を産み出した自民党A級戦犯の一人である。当時は参議院のドンなどとも呼ばれたが、あれから10年、背の高い若手の候補者に囲まれて、いかにも小さくなった。任期中に病気にでもなってご覧なさいよ。羽田元首相のように、介添えがなければ挨拶もできないような老醜を全国に晒すことになる。男は引き際が肝心だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100122-00000035-spn-spo
 1987年に横綱双羽黒が、親方夫人や後援会関係者に暴力を振るった。この一件で警察の介入はなかったが、双羽黒は廃業となった。それに比べて、今度の事件は悪質だ。朝青龍は場所中だった。その上、一般人に対しての暴力であり、警察の介入を招いている。その上にウソをついて事件そのものをごまかそうとした。
 しつこいようだが、こんな横綱はいらない。頼むからモンゴルへ帰ってくれ。