よみがえれ大相撲

 勝谷誠彦さんのメルマガに《大相撲の八百長疑惑で「週間現代」と「週間ポスト」が面白い》と書いてあった。好角家のワシャとしては早速購入して読んだ。
 以前から「週間現代」は大相撲の八百長について記事を書いており、日本相撲協会に告訴されていた。勝谷さんも「週間現代」不利と見ていたが、一発逆転で「週間現代」の勝ちが決定的になった。なにせ現役の親方がホテルで愛人に八百長の真実を語っているところを録音されちまったんだからね。スクープといっていい。
 この時期にそんなバカを晒したのは、白鵬の師匠の宮城野である。現宮城野は元十両力士の金親(37)で、政略結婚により北の湖部屋から宮城野部屋に婿養子に入った。こいつがどうしようもない男で、外に女をつくって、しかもその女にしっかりとはめられてやんの(笑)。
 ワシャはかつて宮城野部屋に行ったことがある。まだ先代宮城野(元前頭13竹葉山)の頃だ。当時は若隼人、光法と2人の十両力士が活躍を始めた頃で、部屋にも明るい緊張感が漂っていた。小兵で頑張っていた竹葉山に、ちばてつやのたり松太郎』(小学館)に登場する伊勢駒親方の雰囲気を感じて肩入れをしていたものだ。しかし181センチ、161キロと体格に恵まれながら十両のけつっぺたに張り付いていたような金親が政略結婚で部屋を継承してからおかしくなっていたんだね。
 これで現宮城野親方は終わりだろう。北の湖理事長も記者会見でぐうの音も出なかった。せっかく膿を出すなら、練習中にプロレスの技をかけて下位の力士にケガをさせたり、本割りで勝負が決まってから相手力士に膝蹴りを入れたり、審判団に対して不平を吐いたり、こともあろうにその向こうにテレビ桟敷の観客がいるということもわきまえずカメラに向かって吠えたりするバカ横綱を一緒に追放して欲しいものだ。かつて双羽黒というやんちゃな横綱を追い払ったではないか。バカ青龍に比べると双羽黒はずいぶんまともな横綱だったと思うよ。モンゴル人を娶り、モンゴルの国旗を帯にあしらい、ことごとく伝統を踏みつけにする気の短い単細胞野郎は、大相撲にとって百害あって一利なしである。ぜひ、八百長事件に連座させてこいつを首にしたほうがいい。