クライメートゲート事件 その1

 マスコミがまったく騒がないので、ワシャだけでも騒いでおくことにする。
クライメートゲート事件」である。今月の7日から始まった「COP15」に先んじて、こんなニュースが流れたでしょ。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=5&board=200001114&tid=jfa1a229bcbca5aca59a4na1v6bc0ra1wga7dj&sid=200001114&mid=2
 要するにイギリスのイースト・アングリア大学のコンピュータに侵入してみたら、IPCCの言っている「地球は温暖化しているぞ」が真っ赤な捏造だったということなのだ。かなり端折ったので、皆さんも上記の記事を読んでみてね。
 そのことが「COP15」では、ほとんど無視されてしまった。欧米ではそこそこ話題になっているようだが、IPCCのパチャウリ議長が「温暖化はすべての政府によって容認されている」と声明を出したことで、この国ではほぼ沈静化しつつある。でもね、そんな簡単に解決させていい問題ではない。「すべての政府が容認しているから正しい」わけないだろう。「すべての政府が容認することになった」基礎のデータ数値が改竄されていることが問題で、その基礎データによっては、地球は寒冷化しているかもしれず、その数値が変われば、「すべての政府が容認しない」かもしれない。
 科学というものは、どんな著名な研究機関での実験解析結果であっても、他の研究者が再現できないものは認められないのである。イースト・アングリア大学気候研究所は、数値を改竄した理由及びその数値を公表しなければ、なんら説明になっていないのである。
「教会が天動説と言っているから正しい」ということはなかったでしょ。パチャウリはくだらない声明を出している暇があるなら、さっさと数値の根拠を示せ。でなければ、IPCC地球温暖化説そのものが崩壊するぞ。
(下に続く)