勝谷さん、怒ってください

 コラムニストの勝谷誠彦さんの有料メルマガを購読している。その11月21日号で「皇室の政治利用」について勝谷さんが憂慮されていた。発端は「週刊文春」の記事だった。
 下記をクリックして、下にスクロールしていただくと中ほど過ぎに
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/shukanbunshun091126.htm
《皇太子、中国国家副主席夫人が危険な「お忍びオペラ鑑賞」「人民解放軍歌舞団」の日本公演になぜ皇太子が》という見出しがあるでしょ。
 その記事のあらましはざっとこうだ。
学習院の創立百周年記念館で中国人民解放軍総括政治部歌舞団のオペラ公演を皇太子殿下がご鑑賞あそばされた」
「その舞台には彭麗媛という歌手の姿があった」
「公演が終わった後、控え室で彭麗媛は皇太子殿下と親しく会話をされたという」
 このことに対して勝谷さんが「皇室の政治利用だ」と怒った。

 ところが今回はそれどころの話ではない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00001198-yom-soci
 胡錦濤国家主席の最有力後継者といわれている習近平(彭麗媛の旦那)の来日に合わせて陛下のご都合を捻じ曲げたのである。中国にいい顔をしたい小沢一郎が皇室ルールを踏みにじった。
 月刊誌『WiLL』がここ数ヵ月、小沢民主に懸念を示していたが、こんなに早く懸念が現実になるとは思わなかった。
8月号《いっそ「中国民主党」と改名したらいかがか》
9月号《民主政権は反日政権》
10月号《民主政権で日本沈没
11月号《敵らしい敵もいなくなった小沢氏が、政治権力を握った。これによって小沢氏の意図と気分に基づいて政治が行われることになります。日本史上でも特筆すべき、道鏡にも勝る「影の権力者」が誕生したと言えるでしょう。》
12月号《もともと民主党政権下では、媚中政策が危惧された。》
1月号《このままいけば、中華人民共和国「日本自治区」が現実となりかねない。》

 今日のメルマガでも勝谷さん、激怒するんだろうなぁ、楽しみだ。

 あああ、今日は「小津忌」だった。忘れてた。小津安二郎についても書かなくっちゃ。