参院選の結果がおもしろい その2

(上から続く)
 たちあがれ日本杉村太蔵くんも、当選しなくてよかった。この人には政治は向いていない。そのことに早い時期に気づかせてくれた有権者に感謝をしなければいけないよ。魑魅魍魎が跋扈する政治などという世界にはさっさと見切りをつけて、普通の社会人になることを勧める。
 社民党もジリ貧だ。このあたりも有権者は現実をよく把握している。普天間反対、消費税反対としか言わない政党のいかがわしさを見抜いていた。
 国民新党亀井静香にも「黙れ!」という判断が下された。微々たる得票数で寝癖爺がしゃしゃり出てくるんじゃない。
 それにしても、幸福実現党は何をしているのか、一党で有田芳生さん一人の得票を下回っている。諸派女性党にも負けている。毎度毎度、選挙に出てくる意味があるのだろうか。
 民主が1人区で8勝21敗だった。しかし、これを菅首相や枝野幹事長だけの責任にするのはいささか無理がある。直前まで幹事長だった小沢一郎にも責任の一端があるだろうし、元々民主党が持っているヒダリ臭さにも敗因は潜んでいる。
 まぁ民主党が驕り始めているのを見た国民がお灸をすえたと思えばいい。社民党に代表されるヒダリと決別し、真摯に政権を運営しろということやね。
 そして、自民党はこれっぱかりのリバウンドで、国民に信任されたと思わないように。崖崩れのような歴史的敗北は10ヶ月前のことでしかない。そのことを忘れてはいけないということを肝に銘じて、謙虚な政治を心がけることが大切だ。