クジラから時代が変わった

 2日前にクジラのことを書いたけど、156年前の6月3日にそのクジラがらみで、大事件が起きている。自国の捕鯨船への水や薪の提供を求めて、アメリカ合衆国東洋艦隊の4隻の軍艦が浦賀湾沖に現れたのだ。この事件を引き金にして、司馬遼太郎風に言えば「灰神楽が立つような」騒乱になった。
 それから25年、日本は産みの苦しみ味わう。1877年、最後の内乱である西南の役の鎮圧をもって、ようやく明治という新しい時代が動きはじめた。新生日本の人柱となって、幕末、維新の動乱を駆け抜けた西郷隆盛は故郷の城山に散る。享年51歳だった。

 ゲゲゲ、西郷どんは51歳で天に帰ったのか。ううむ、ワシャも酒をくらって二日酔いになっている場合ではないな。頑張らねば、と思うのだが、頭が痛い……