どんぴしゃり

 大相撲夏場所千秋楽。優勝が誰だったかなどどうでもいい。問題は千代大海琴光喜である。土曜日に言ったでしょ。千代大海14日目魁皇で○、15日目把瑠都で○、琴光喜14日目鶴竜で●、15日目魁皇で○、ワシャの予想どおり両大関ともめでたく勝ち越し、間違いなく秋場所までは大関の地位はゆるがない。16分の1の確率がいとも簡単に当たってしまった。
 2008年10月4日の日記
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20081004
で、大相撲千秋楽の法則を記しておいたが、ね、今場所もその法則に当てはまったでしょ。だから、大相撲に八百長はあるとはっきり言える。それを踏まえで好角家は土俵を楽しんでいるといっていい。
 でもね、弱い大関がその地位を守るために、あからさまに星のやりとりをするのはまずいと思う。大関は常に優勝争いに加わって土俵を盛り上げることが要求される。ところがどうだ。魁皇千代大海琴光喜あたりはクンロクどころか8勝7敗で勝ち越すことが精一杯だ。こんな不甲斐ない大関陣で土俵が盛り上がるわけがない。8つ勝てば大関の給料は保証される。そのために大関5人が星を分け合えば、いつまでもその地位に留まれる仕組みになっているのだ。最近のロートル大関の土俵が面白くないのは、そういうわけなんですね。

『江戸名所図会』に「駒場野」という項がありこんな記述がされている。
道玄坂より乾の方、十四、五町を隔てたり。代々木野に続きたる広原にして、上目黒村に属す。雲雀、鶉、野雉、兎の類多く、御遊猟の地なり》
 土曜日、ワシャが駒場東大前駅に降り立ったのは、午前11時の後半だった。セミナー開始までには少し時間があるので、駒場界隈を散策する。昔日は、一面の武蔵野だったらしいが、今はそんな面影の片鱗もない閑静な住宅地となっている。唯一と言っていい緑の塊が駒場公園(旧前田侯爵邸)で、その周辺には高級な屋敷が目立つ。あたりの屋敷を覗いて回ったが、さりげなく「東久邇」のような表札が掛かっていたりして思わぬ発見があった。駒場4丁目を30分くらいウロウロしただろうか。その間にすれ違ったのはいかにもお金持ちそうな老夫婦1組だけだった。渋谷と目と鼻の先だというのにこんな上品なところもあるんだ……と感心したのだった。

 昨日のイベントは大成功だった。ワシャ的には久しぶりに爆竹をおもいっきりやれたので満足だ。最初は真面目にやっていたのだが、後半は火のついた爆竹を投げ合って遊んでいたので、耳が「キーン」となったし、破裂した爆竹で熱い思いをした。よい子は真似をしないでね。