ほらほら差が出てきた

 名古屋市長になったばかりの河村さんは、この連休を利用して精力的に市内を動き回った。そりゃそうだよね。公務の多い首長が、現場を見ておく機会というのは意外に少ない。連休というチャンスをとらえて積極的に現場に足を運ぶ。市政を担う市長としては合格だ。
 河村さんのようなフットワークのいい現場主義者こそ、地方自治体のトップに求められる資質だろう。

 それに比べて「トホホ」なのはこの人だ。この5日で就任1ヵ月をむかえる青春暴走知事である。この人、ただ単に目立ちたい、偉ぶリたい、口ばっかりの人なので、連休中は県庁から30キロも離れた千葉県富里市の自宅で、花を植えたり、掃除をしたり、家族と食事を楽しんだり、ゆったりとした連休を過ごしたんだとさ。あんたはアホか。名古屋市の16倍の行政区域を治めなければならないのだよ。それに根っからの千葉県民じゃないあなたは、見ておかなければならない現場は山ほどあるはずだ。
 産経新聞によれば、このアホ知事は
「(新型インフルエンザについて)成田空港があるから、ある意味、過剰反応でいい。県の防疫体制は完璧。この連休中は何かあったらこうしよう、ああしようと(考えて)緊張感がありました」
 家で妄想していただけかいな。これからは青春妄想知事と呼ぶぞ。こんな時間の使い方をしていると、勝間和世さんに叱られまっせ。
 遠い愛知県から見ていても、森健のアホさ加減がよくわかるのに、千葉県民の皆さんはどうしてこんなのを選んでしまったのだろう。ご愁傷様としか言いようがない。

 昨日の東京はエキサイティングだった。ジャーナリストの日垣隆さんの講義はみっちり5時間40分、セミナーの内容は、本になるようだから現時点では口外できない。セミナー終了後は、有志(呑み助とも言う)で四谷辺りで一杯やりました。この部分はオフレコではないので、近いうちにお話しますね。