昨日、名古屋博学本舗の主催する「論語塾」があった。
http://hakugakuhompo.michikusa.jp/Nagoya_hakugaku-hompo/index.html
前回、仕事でさぼってしまったので2ヵ月ぶりになる。なんだか行くたびに生徒が増えているような、そんな気がしますぞ。
講師は孔子ではなくて呉智英さん。呉さんのあとに続いて「子曰わく、我れを知ること茣(な)きかな……」などと『論語』を音読していると頭の血の巡りが良くなってくるのが実感できる。
昨日のところは、孔子が「誰もわたしのことを正しく評価してくれないじゃないか」とぐちっているところが2箇所ほどでてきた。呉さんによれば、この孔子のぼやきは全編を貫いているということだ。孔子ほどの人物でもそう思っていたならば、ワシャのような凡夫が「人の己を知らざることを患え」ても仕方がないというこっちゃ。それにしても呉さんの解釈を聴いていると、孔子がとても身近に感じられる。聖人君子ではなく、いろいろなことに苦悩する人間孔子が見えてくる。
その後、論語塾の有志で、会場となった名古屋市市政資料館近くの喫茶店でお茶をしながらダベリングタイム。ワシャはエビスのビールを注文する。出てきたのは330mlの小ビンだったので、喉が乾いていたワシャはあっという間に飲み干した。「もう1本ちょうだいね」とウエイトレスのオネーさんにオーダーしたのだが、「もう冷えたのがありません」という回答だった。そんなぁ……さすがのワシャも生ぬるいビールはいただけまへん。だから諦めたのじゃった。
その後、有志の有志で、栄の居酒屋で二次会だ。その店には冷えたビールが売るほどあったので美味しくいただいたのだった。めでたしめでたし。