だから止めとけって

 だんだん麻生首相の顔がヒョットコに見えてきた。品のない顔だ。やっぱりさ、どんな仕事でもその道の天才というか、プロフェッショナルがやらないとさ、まともな仕事はできないって。
 ショーペンハウエルが言っている。
《哲学の歴史を研究して哲学者になれると思っている人々は、むしろその哲学史から、哲学者も詩人と同じく天賦にしてはじめて成るものであるということを、しかもその誕生が詩人よりも遥かに稀であるということを学んだほうがよいであろう。》
 政治家というのは一国の明暗を分けてしまうほどの権力を持つ場合がある。とすれば、詩人とか哲学者などよりも遥かに天賦の才が必要なのではないだろうか。
 それが、ヒョットコ男では不味かろう。現在の日本国民は世界から、後世から笑われることになる。ワシャは年表を見るのが好きで、間抜けな時代を嘲笑するのが楽しみなのだが、まさか、ワシャの時代が後世の人々に嗤われることになるとは……トホホ
 ヒョットコが、そうか……何者かに踊らされて、天下の愚策を実行しようとしている。「定額給付金」という天下の愚策である。
 賢明な国民は、この愚策を愚策と知りつつもどうにかするという手段を持たない。2兆円が雲散霧消するのである。その一部は、そうか、どこかへ消えてしまうんだな。ワシャは普通の国民としてそのことがとても悲しい。「少年メリケンサック」を観ながらも、「定額給付金」のことを考えてしまいましたぞ。

 因みにこの文章は23日の午前1時に書いています。さあ、また研修が始まる。残り4日間、気合を入れてがんばります。