そういう比較は止めたがよろし

 今朝の朝日新聞《落札総額 581万円 自衛隊不用品オークション》

https://www.asahi.com/articles/ASN7V7KWBN7VUTFK005.html

 自衛隊が不要装備品をオークションにかけて、幾許かの財源確保をしようという試み。いいじゃないの。国民は「軍靴の耳鳴り」がする方々ばかりではない。自衛隊に好意的な国民も多くいて、それが鉄っちゃんニャンコ先生オタクか、自衛隊ファンかの違いだけのことである。

 当初の目算の33倍の収益があったというから、オークショナーを務めた河野防衛大臣もホッと一息だろう。

 それにしても記事の末尾に《落札価格の総額は開始価格の約33倍になったが、河野氏がめざす米国製最新鋭戦闘機F351機分(約100億円)は遠い。》と付け加えるところなんざ、さすが悪意の朝日新聞ですな。

 不要装備品の売却をするのは、あくまでもファンサービスと「少しでも足しになれば」という防衛相の涙ぐましい努力なのだ。それを100億円の戦闘機F35の購入費用と比較してどうなるというのだ。

 確かに580万円と100億円では大きな金額の開きがある。しかし100億円は国民の安全のための装備費なのである。イージスアショアが8000億だから高額だという頓珍漢な発言と同様で、「では日本をどうやって守るのか」という視点が全く欠落していると言っていい。むしろ、素っ裸で中国共産党に強姦されるのを待っている、そんな印象すら受ける。

 例えば定額給付金の2兆円と比べてごらんなさいよ。F35が何機購入できますかってんだ!

 ワシャは10万円を貰うよりも、人民解放軍に強姦されない方を選ぶ。

 

 朝日新聞、ホントにイデオロギーに染まっているね。親中派に中枢を措かされているね。ご愁傷様。