溝手顕正

 ウラシマさんが溝手参議院議員のことを書いておられた。
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=106046&log=20090127
 溝手顕正の名前の由来について調べてみた。
岡山県総社市に溝手という地名がある。そこに溝手姓が多いことから、溝手顕正の父祖はその村から出ている可能性が高い。また『日本の苗字ベスト30000』(新人物往来社)によれば、全国で6197番目に多い姓である。だからとくに珍しい姓というわけでもない。
 なお、総社市には南北朝時代に開山した日蓮宗の古刹大覚寺がある。当然、半里ほどの距離にある溝手集落が宗教的影響下にあったことは間違いなかろう。
 地名の溝手についてだが、秀吉の水攻めで有名な備中高松城の西に位置している。高松城は東と北に山塊を背負っており西に向かって開けている。調度、溝手を経て高梁川に出る。水処(ミゾ)手から転じたか、あるいは水通(ミヅ)手からきているのかもしれない。

 それはさておき、溝手顕正である。
 経歴は東京大学法学部、頭はとっても良いようですな。高校時代はサッカーで全国大会準優勝を成し遂げている。運動神経も抜群のようだ。その後、造船会社社長を経て、1987年に広島県三原市長、1993年に参議院議員になり、安倍内閣では防災担当大臣になっている。この経歴では人を見下して当然と言ったところか。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/profile/533.htm
 顔を見ても、横柄な人格がにじみ出ている。自民党古賀派の大番頭というから筋も悪い。こんなのを奉らなければいけない地元のお役人はさぞかし大変だろう。いや、そんなこともないかも。こういうエリートバカは奉っておだてておけば、上機嫌だろうから、かえって操縦しやすいかもしれないね。

 どちらにしても油ギッシュな嫌なヤツだと思いますよ、ウラシマさん。