テレビの断末魔

 昨日の夜のTBS、「キミハ・ブレイク」という番組で「世界の恐怖映像2009!!」と題して怪奇現象、幽霊、お化けの特集をやっていた。でもね、ちっとも恐くない。だって、真冬なんだもの。こんな季節感のないものを打ってくるようでは、TBSも末期的だあね。
 基本的に怪談をするのには条件が必要だ。まず、まとわりつくような湿度があること、肌が露出されていて無防備なこと、窓やドアが開放されていて、自分のいる空間が外の闇がつながっていること、などである。
 夕べのワシャの状態は、狭い部屋を閉めきって、厚着をして炬燵にもぐりこんでテレビを見ていた。テレビの中で「ここに顔が写ってます!」と驚愕しても「ふ〜ん」てなもんですわ。
 1月中旬に「怪談」をやるようになってはおしまいだ。