ここで問題です。以下の評は誰でしょう。
「政策マンとして次第に腕をあげ、成長株の一人として注目を集めるようになった」
「政治資金規正法改正案が大きな政治問題となった際に、自民党側は審議にあたってあれこれと難クセをつけ成立を阻んだ。この時に正面から論陣を張って、改正案のもつ矛盾点を指摘して政府を立ち往生させた」
「自民党切っての熱血漢、爆弾男の異名をもつ」
これだけじゃ判りませんよね。熱血漢、爆弾男あたりがヒントなんですが……いえいえ、平成の爆弾男の永田寿康さんではありません(ご冥福をお祈りします)。
答えは「ミッチー」こと渡辺美智雄さん(故人、元自民党衆議院議員)の昭和49年当時の人物評でした。渡辺美智雄さんは、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000533-san-pol
渡辺喜美さんのお父さんなんですね。
この評の時のお父さんは4期目でした。奇しくも、喜美さん、同じく4期目で「熱血漢、爆弾男」の異名を頂戴することになったわけですな(って、ワシャしか言ってませんが)。
血は争そえないというか、お父さんの正義感がそのまま喜美さんに乗り移ったかのようで、少し軽躁なところも見うけられますが、不誠実で嘘ばっかり言っている政治屋どもよりは信頼が置けます。
かつて自民党の加藤紘一は加藤の乱を起こそうとして、側近に止められて泣く泣く造反を取り止めたという根性なしです。またまた加藤紘一はエロ拓とつるんで、麻生政権に反乱を企てようとしましたが、結果、頓挫しました。こんな口舌の徒とは違って渡辺喜美議員はやってくれそうですね。崩壊寸前の自民の中に点いた希望の火を消してはいけない、そう思っています。