麻生さんはバカなのか

 9月24日、麻生内閣が発足した。首相官邸の正面階段で22人の閣僚が居並んでの記念写真。野田聖子小渕優子という綺麗どころ(笑)を左右に侍らせ、麻生首相はご満悦のご様子ですな。
http://www.asahi.com/politics/update/0924/TKY200809240321.html
 コラムニストの勝谷誠彦さんは、この写真をこう評している。
《これ、どこの業界団体か青年会議所のパーティ写真よ(爆笑)》
 だから、勝谷さんは麻生内閣を「JC内閣」と命名した。そういうわけでもないんだろうが、麻生さんはとても夜の酒席が大好きだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000052-yom-pol
 公務終了後に行き付けのレストランやバーで深夜まで酒を飲んでいるところなんざ、地方の小金持ちJC役員の生態によく似ている。ここまで読んで「JC内閣」と名付けたとしたなら、勝谷さんの洞察力、侮れませんぞ。
 
 10月13日、米国のウェルズリー大学の研究チームが恐ろしい研究成果を発表した。桑原桑原……
 なななんと、アルコールは飲めば飲むほど脳味噌が縮小するということが証明されたのだ。ガーン!このことから類推すれば、毎夜、飲み歩いている麻生さんも、酒好きなワシャも脳が畏縮してバカになっていることは間違いない。
 ジャーナリストの日垣隆さんが2005年10月11日のメルマガでこう言っている。
――私は物書きになりたてのころ、この文章を読んで酒を原則としてやめました。(中略)私は、自分に何か突出した才能があるとはとうてい思えないので、《唯一の商売道具である脳細胞》を日々破壊するには忍びなく、できるだけ中毒性のあるものからは遠ざかろうと願うようになりました。――
 日垣さんが「この文章」と言っているのは、板坂元『何を書くか、どう書くか』(光文社)にある、名文家のヘミングウェーが大量飲酒で書く能力を失ってしまったという話のことである。
 作家の丸山健二も酒を忌避している。
《本物の自由を生き、未知なる創造の道をどこまでも突き進もうとする者にとっては、シアン化カリウムと何ら変わらないのです。》
 酷いことを言っているでしょ。酒好きのワルシャワにとっては、耳の痛いことこの上ない。
 でもね、インテリジェンスのある人々は酒が脳に悪影響を及ぼすことに気がついていた。ウェルズリー大学のチームはそれを科学的に証明したに過ぎない。

 有象無象のワシャなどどうでもいいが、日本の舵取りをしていかなければならない阿呆首相、もとい麻生首相は67歳になって毎夜毎夜、脳細胞を破壊している場合ではない。