外国人犯罪が増加している

 今朝の朝日新聞地方版である。「安城で路上強盗」という見出しが載った。事件はこうだ。
《男性は午後7時ごろ、同市今本町3丁目の地下歩道を自転車で走行中、男2人がすれ違いざまにナイフのようなものを突きつけ、現金8万円を奪ったという。男はいずれも20歳ぐらいで、身長170〜175センチ前後、外国人風だったという。》
 同じ紙面に「ひき逃げ容疑で逮捕」というのもある。安城市の隣接の西尾市で、マレーシア人の無職男(なんで職業のない外人が日本国内にいるんだ!)が女子高校生をはねて、そのまま現場から逃走した。この外人はその後西尾署に出頭して逮捕された。
 社会面にはこんな記事がある。「ブラジル人4人車保険詐欺容疑 愛知県警逮捕」刈谷市西尾市に住む日系ブラジル人(無職2人を含む)が三河の山の中で故意に車を衝突させ保険金を騙し取っていた。
 安城刈谷、西尾なんて地域はホントに小さなエリアでしかない。そこに1万6000人もの外人が殺到している。統計数値が19年度(安城刈谷)、18年度(西尾)とやや古いので実際にはもう少し多いだろう。それにこれは外国人登録をしている人だけの数値なので、不法滞在も含めると優に2万をこえるのではないか。その結果が上記の犯罪につながっている。
 もちろん善良な外国人もいる。日本社会に真面目に溶けこもうしている人の存在を否定しない。しかしこの地域で外国人の犯罪が増加しているのも確かなのである。強盗のあった地下歩道は国道1号の改修工事に併せて設置された。距離の長いトンネル歩道で、犯罪の発生を懸念していた。この地下歩道の南側の地域にはブラジル人が集まるリトルサンパウロのような地区が形成されつつある。犯罪は起きるべくして起きた。
 外国人への支援だ、外国人との交流だ、と浮かれ騒ぐような風潮がある。確かにそれも大切だろう。しかし、良貨の中には必ず悪貨が紛れ込んでいるものだという現実を忘れない方がいい。
 アメリカの歴史を見よ。移民者の中から必ずマフィアのようなものが形成されてきた。その萌芽が西三河という田舎町にもあるということなのだ。経団連が大声で喚いている「外国人材の受け入れ」は、そういった危険性もはらんでいる。