外国人労働者の受け入れ問題

 1年前にこんなことを書いた。
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20071011
 要するに、日本とブラジルには経済の格差があるから、日系ブラジル人は日本で3年働くと、帰国して土地を買い豪邸を建て、その上1年ほど優雅な休暇を満喫することができる。金が尽きる頃に再び来日して金を稼ぎ、また帰国して資産を増やし遊び暮らす。実に優雅な人生ではありませんか。
 その方々の日本での生活保障を我々の税金を投入して確保して差し上げているのだ。快適で清潔な住宅、通訳まで雇う教育現場、安全な生活環境、便利なインフラ、おまけに全ての公共サービスにはポルトガル語用のものが用意されている。彼らに優雅な生活をさせるためにここまでサービスをする必要があるのだろうか。

 円高で輸出に依存する大手企業が減収を出している。そのしわ寄せは当然のことながら下請けに回されますわなぁ。下請けだって潰れるわけにはいかないから、損益は孫請けに転嫁していかざるをえない。そういう仕組みで日本経済は成り立っている。末端の製造業者はというと自分の下はもうないから、細々とした努力をするしかない。コストダウンは限界まで切り詰めている。残っているのは人件費、そうなれば日本人労働者を減らして賃金の安い外国人労働者に転換するしかなかろう。右肩下がりの経済状況では、中小零細が外国人抜きで経営を考えることはできない状況だ。
 そして外国人の問題は、最終的に地元の行政や地域住民のところまで降りてくる。だからワシャがブツブツ言っているわけなんだが、そう単純に割り切れる問題でもなさそうなんですな、これが。
 もう少し情報を集めて考えてみることにした週末なのじゃった。